「マネーの拳」のドラマ化は？過去作との比較から考察してみた

「マネーの拳」は2005～2009年に「ビッグコミックスペリオール」にて連載された人気漫画。

今回は漫画「マネーの拳」がドラマ化される可能性はあるのか？作者である三田紀房の過去作の傾向から、考察をしていきます。

初版発行日	‎‎2005年6月30日発売
出版社	小学館
作者	三田紀房
巻数	全12巻（コミックス）
ジャンル	ビジネス
Wikipedia	「マネーの拳」のWikipedia

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「マネーの拳」とは？

かつて世界ジュニアフェザー級王座に輝いた花岡拳（通称：ケン）。

彼は引退後に経営者として、第2の人生を戦うことを決意。

引退から1年、ケンはバーを経営していました。しかし、経営は上手くいかず、新規で立ち上げようとしている焼肉屋も厳しい状況。

タレント活動によって食いつなぐも、ケンは焦っていました。

人気が上下する水物の職業であるタレント。ケンは、”タレントで食えているうちになんとか事業で大成したい”と考えていました。

ある日、ケンはテレビの仕事で、大実業家である塚原為ノ介と共演。撮影後、塚原はケンを自宅に招待。

塚原は、ケンの才能を認めながらも、「今のスタンスで事業をしている限りは上手くいかない」と断言。

ケンに経営哲学を教えることを打診し、ケンも塚原の下で成功する事を誓うのでした。

「マネーの拳」ドラマ化の可能性

ここからは「マネーの拳」がドラマ化される可能性について考察していきます。

ドラマ化される可能性が高い理由については以下の通り。

①ストーリーがドラマ向き

「マネーの拳」はダメダメの経営者が、大企業の経営者から指導を受けて、会社を成長させていく物語。

会社を大きくしていくうえでのトラブルや人間関係を乗り越え、ケン自身も大きく成長していくストーリーとなっており、大衆受けする内容に。

会社で立身出世していくドラマは、過去にも数多く放送されています。

日本を代表するドラマ「半沢直樹」や「下町ロケット」も立身出世のビジネス系ドラマ。

マネーの拳がドラマ化され場合、大ヒットする可能性も十二分にあります。

②三田紀房さんの過去作がドラマ化

三田紀房さんは過去に数々のヒット作をリリースしています。

上記以外にも多くの作品を執筆。その作品数は20を超え、現在も「Dr.Eggs‐ドクターエッグス‐」「魔界の議場」を連載しています。

三田紀房さんの作品は過去にドラマ化されたことも。

• ドラゴン桜（2005年7月、TBS系）
• ドラゴン桜 シーズン2（2021年4月、TBS系）
• エンゼルバンク（2010年1月、テレビ朝日系）
• インベスターZ（2018年5月、テレビ東京系）

漫画のヒットだけではなく、数々の作品がドラマ化されてヒットを記録。

中でもエンゼルバンクは、会社・労働・転職と社会で働くことをテーマに取り上げた漫画。

マネーの拳とはジャンルとしてはとても似ており、作中のところどころに出てくる名言はインパクトが強烈。ドラマを見る視聴者にも届きやすいシナリオになっています。

主人公ケンの立身出世物語はドラマチックですし、人間関係でゴチャゴチャするあたりのヒューマンドラマも見所は十分。

ドラマ化の可能性は十分にあると考えられます。

③ボリュームがドラマサイズ

「マネーの拳」は全12巻。

民放のドラマは1クール12回がテンプレート。このテンプレを考えると、ドラマ1話で1巻分のストーリーを進められます。

巻数が短すぎるとドラマ化の際には間延びさせる必要が出てきますし、巻数が多すぎると駆け足での放送となるか、話の途中で最終回を迎えるかの2択に。

参考までに、過去にドラマ化された作品の巻数を紹介します。

• ドラゴン桜 全21巻
• エンゼルバンク 全14巻
• インベスターZ 全21巻

マネーの拳はエンゼルバンクとほぼ同じボリューム。ドラマ化には適したボリュームだと言えます。

まとめ

ここまで「マネーの拳」ドラマ化の可能性について考察をしました。

起業をきっかけに、人間と会社が成長している物語。経営という社会でのバトルに加えて、人間関係が複雑に絡み合うストーリーは、ドラマ化にマッチしています。

ドラマ化の可能性は非常に高いと思っているので、ドラマ化されることを期待して、楽しみに待ちましょう。