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「君が獣になる前に」は2021~2023年に「週刊ヤングマガジン」にて連載された人気漫画。2024年には北山宏光さん主演でドラマ化されています。
今回は漫画「君が獣になる前に」のあらすじ・最終回を解説します。
初版発行日 | 2022年1月6日発売 |
出版社 | 講談社 |
作者 | さの隆 |
巻数 | 全8巻(コミックス) |
ジャンル | ミステリー |
Wikipedia | 「君が獣になる前に」のWikipedia |
「君が獣になる前に」登場人物一覧
漫画「君が獣になる前に」の登場人物を一覧形式でまとめてみました。
- 登場人物
- 神崎一:主人公
希堂琴音:女優。神崎の幼馴染
大久保玄奨:大物俳優(物語前半では久保田に…、ミス?)
三橋純平:通称ジュンペイ。元アイドルグループ小宇宙。
宮ノ森真由:琴音と同じ事務所のタレント
土屋ナナコ:コンビニマシンガンズのメンバー
水野:コンビニマシンガンズのメンバー
塩見優:琴音のマネージャー
千田ミヤコ:本名砂渡加奈。琴音と同じ事務所の新人
大久保恵:玄奨の妹
大久保愛:玄奨の姪
伊藤史明:神崎の親友
井上カンナ
柳:警察官
南田香澄:警察官
「君が獣になる前に」のあらすじ
「君が獣になる前に」本編のあらすじを紹介します。※「君が獣になる前に」を読んでいない方は最初に漫画を読んで頂くことをオススメします。
1巻のあらすじ

プロローグ
20XX年12月27日の朝。
神崎一は駅のホームで電車を待っていた。すると、後ろから声を掛ける女性が。
彼女の名前は希堂琴音。
大人気女優となった琴音だが、神崎一とは幼馴染。神崎が6個年上で「お兄ちゃん」と呼ぶ間柄でした。
少し世間話をした後、電車に乗り込もうとする神崎。琴音は神崎を引き留める、一緒に食事をしながら世間話をすることに。
- 世間話の内容
- 神崎の両親は幼い頃に交通事故で死亡。琴音の両親も犯罪に巻き込まれて死亡、犯人は捕まっていない状態。
お互いの葬式の時に支えながら、なんとかここまでやってこられた。
琴音が心配事を抱えていることを察した神崎は、その日1日琴音と行動を共にして遊びつくします。
別れ際に琴音は「私を止められたのはお兄ぃ…、あなただけだったのに」と言い残して電車に乗っていきます。言われたことに意味が分からず、自宅に戻った神崎。
その間、日本史上最悪の毒ガステロが行われた。
死者61人、重軽傷者605人。使われた毒ガスは「666 The Beast」
このテロの犯人は希堂琴音。彼女は毒ガスで死んでいく人々の中で、一緒に自殺するのでした。
20XX年12月28日、午前2時。
神崎の自宅に警察が訪問。警察は希堂琴音が起こしたテロのことを伝え、神崎を重要参考人として警察に連行。琴音が犯人である動画を見せて、琴音の犯行について情報を聞き出そうとします。
警察は未曾有の大事件に対して、メンツをかけて捜査。14時間拘束をしたあとに解放します。外に出ると大勢に記者が待ち構えており、敵意を向けられることに。
警察の車で送迎をすることになった神崎。車内で琴音がつけていたイヤリングを発見します。
その後も、毎日のように取り調べを受ける神崎。ある日の取り調べ後、何者かにぶつかり服の中に電話番号が書いた紙が…。その番号に電話した神崎は、とある場所を指定されます。
夜になってその場所へ向かった神崎。そこには琴音と関わりのある人物が揃っていました。
- 関わりのあった人物
- 大久保玄奨:大物俳優(この時点では久保田と記載)
ジュンペイ:元アイドルグループ小宇宙
宮ノ森真由:琴音と同じ事務所のタレント
コンビニマシンガンズ:お笑いコンビ
塩見:琴音のマネージャー
上記の人物は琴音の凶行で被害を受けていましたが、琴音がテロを起こしたのには理由があると判断。自分たちで真実を突き止めようと立ち上がります。
20XX年1月10日、午前8時30分。
ここ数ヶ月で琴音がプライベートで訪問した旅行先を、手分けして調査をすることに。
- ××病院の廃墟
- 〇〇山の山中にある樹海
- 東京湾から船で1時間離れた無人島
樹海に行くことになった神崎は塩見と駅で合流。車で樹海に向かいます。
樹海に向かう途中、対向車線から猛スピードで車が突っ込んできます。必死に避けるも、死ぬ寸前の危険な目にあうのでした。無人島へ向かった玄奨たちは船の燃料が漏らされ、命からがら退却。
廃墟へ向かったコンビニマシンガンズは戻ってこず。心配していると、塩見のスマホにコンビニマシンガンズの1人ナナコの生首が映された動画が送られ、死亡したことが発覚。
その後、脅迫メールが送られ、巨大な力に怯える玄奨たち。神崎は1人で犯人を追うことを決意するも、宮ノ森が一緒に行動をしたいと志願。2人は共同生活を送ることに。
20XX年1月20日
同居してから10日間が経過。宮ノ森は”神崎がこの世界に何の執着も持っていない”ことを見抜き、唯一向き合った琴音事件の真実を明らかにしたいと強く思うように。
インターホンが鳴り、ドアに向かった宮ノ森。風船ガムを噛んだ女性が現れ、拳銃で発砲され死亡します。女は神崎に対しても発砲、神崎も死亡するのでした。
2回目の世界線
20XX年12月27日
ふと気が付くと電車の中にいた神崎。撃たれて死亡したはずが、生きていることに戸惑います。周りの乗客に日付を聞くと20XX年12月27日。琴音の事件日に遡ったことに気付きます。
必死で琴音を探す神崎。琴音を発見した直後、吐血して倒れこみます。神崎を発見した琴音は「ミヤコのためにはこうするしか…」と告げ、吐血して倒れます。
何かしらの事情があることを察しながら、自分の意思でテロを起こしたことを理解した神崎は、そのまま死亡するのでした。
2巻のあらすじ

3回目の世界線
20XX年6月27日 PM7時
自宅の居間で再び意識を取り戻す神崎。真っ先に琴音に電話をします。
琴音に無事を確認して安堵した神崎。琴音に告白をして、テロ事件から守ろうと行動を起こします。
- お互いどんなに忙しくても、毎朝必ず顔を合わせてご飯を食べる
この約束ごとを設けて、交際を開始する2人。琴音は神崎と付き合えたことで、無理をして仕事に取り組み、仕事中にダウン。
琴音の自宅に向かうと、マネージャーの塩見が看病をしていました。塩見との再会にテンションが上がる神崎は、塩見と意気投合して3人で晩御飯を食べます。
帰路につく塩見は覆面を被った男達に襲われてしまう。「生贄」と伝えられた塩見はボコボコに殴られ、暴行を受けたあと、そのまま拉致されることに。
行方不明になった塩見。仕事が上手くいかなくなりイラつく琴音。神崎は”そんな琴音の様子”を心配して、毎日尾行をして安全確認を行います。
ある日、仕事場の警備員にストーカーとして捕まる神崎。言い逃れが出来ず、自宅に連れていかれそうになるところで、宮ノ森が助け舟を出します。
初対面であるはずの宮ノ森が、助け舟を出すことに違和感を覚える神崎。話を聞くと宮ノ森もタイムリープしたことが判明。
仕事が終わった後、琴音を含めて食事する3人。宮ノ森は「以前の時間軸では、塩見は失踪していなかった」と神崎に伝えます。
歴史が変わった事で、一から捜査を行うことを決意する神崎と宮ノ森。2回目の時間軸で琴音が語っていた「ミヤコ」について調査を開始します。
琴音と同じ事務所の新人である千田ミヤコを呼び出して、情報を聞き出すために会話。
最初の時間軸では、ミヤコは男がらみで失踪していました。
宮ノ森は”琴音が心配していた”と伝え、悩みごとがあるどうかを聞きます。情報は聞き出せなかったものの、裏に隠れていた神崎はGPSを仕掛ける事に成功します。
GPSを辿って尾行する2人。とある高級マンションに到着。
その夜、GPSが移動して山の中へ。宮ノ森は高級マンションを張り、神崎はGPSの場所へと向かいます。
宮ノ森が張っていると高級マンションの前に”大久保玄奨と思しき人物”が現れます。GPSの場所にミヤコがいなかったことを確認した神崎も帰宅。それ以上の情報は仕入れることが出来ずに翌日に。
ミヤコは宮ノ森を警戒する動きを見せる中、宮ノ森は高級マンションの持ち主について女優仲間に聞き込みを行うと”ジュンペイ”であることが発覚。
その頃、ジュンペイは琴音を飲みに誘いだしていました。
3巻のあらすじ

3回目の世界線
ジュンペイは行きつけのBARで琴音と談笑。お店を出た後も執拗に次の店へと誘い、強引に手を引っ張ります。必死に抵抗する琴音の前に、玄奨が現れ救出。琴音は無事に自宅へ。
琴音を拉致する事に失敗したジュンペイは帰宅。家ではミヤコが出迎えます。
それから数日が経過。琴音はいつも通りの日常を過ごしますが、カメラに追われているような違和感を感じるようになります。
マスコミの目を推された琴音は、”しばらく2人では会わない”ことを決定。LINEでのやり取りで、神崎は日々を過ごしていきます。
ある日、神崎が運営する葬儀屋にミヤコが訪問。相談を持ち掛けます。
- ミヤコの相談
- 職場での琴音の様子が変。一人で思い悩んでいるように見えるので、神崎が何か知っているかを相談した。
神崎は宮ノ森に報告。これから相談しようと持ち掛けますが、車に細工をされ電柱に衝突。病院に運ばれ入院する事に。車はジュンペイによって細工されていました。
神崎のいる病身に刑事が現れ、”車の中から覚せい剤が発見された”と告げます。聴取を受けた神崎は、事故前に千田ミエコが訪問したこと、訪問時にした会話を伝え、警察を味方に付けようと画策。
退院して自宅に戻る神崎。自宅には琴音が待っていました。
何か隠し事をしていると心配する琴音ですが、神崎は心の内を明かさず。こっそりと琴音のスマホにGPSをつけて、日常を監視するようになります。
それから1ヶ月が経過。
自動車事故の後、ジュンペイとミヤコは行方不明に。塩見の身柄も見つからないままでした。
そんな中、琴音・神崎・宮ノ森・コンビニマシンガンズの土屋・水野の5人でクリスマスパーティーを開催。楽しい時間を過ごします。
しかし翌日、琴音は失踪。
- 12月15日、両目がくり抜かれたジュンペイの遺体が樹海近くで発見。
- 12月16日、両目がくり抜かれた千田ミヤコの遺体が無人島で発見。
- 12月17日、両目がくり抜かれた塩見の遺体が廃病院で発見。
12月18日
神崎は警察に呼ばれ、事情聴取を受けていました。警察は希堂琴音が事件に関わっている可能性が高いと判断していました。
理由は「希堂琴音の両親も両目をくり抜かれて殺害されたから」
琴音の両親の死体損壊状況は、関係者と警察しか知らないために”事件に巻き込まれている可能性”を危惧する警察。状況を知らない神崎は長時間の聴取の後、釈放されます。
12月27日
最初の時間軸で琴音と会った駅にいる神崎。宮ノ森は神崎に声を掛けて合流すると、神崎は最初の時間軸の通りにご飯を食べに行きます。
琴音が現れることを信じて、神崎はホームで待ち構えます。
4巻のあらすじ

3回目の世界線
琴音はトイレから現れます。琴音を見た瞬間に毒ガスを奪い取り、捕獲する神崎。公園に連れて行き、タイムリープしたことを伝えたうえで、琴音から事情の聞き取りを行う。
- 琴音の告白
- 「ジュンペイが薬の売人と付き合っていて、ミヤコを蹂躙していた」。そう考えられていたが、実際は逆。ミヤコが売人と繋がり、ジュンペイを取り込んでいた。
塩見はミヤコ・ジュンペイの関係に気付き、被害者と思われていたミヤコを助けようとした。しかし、塩見はミヤコ達によって拉致され、暴行されてしまった。
それを知った原因は、神崎の家に仕掛けた盗聴器の存在。神崎の命を狙ったことで怒りを覚えた琴音は2人を追い詰めていき、塩見への仕打ちも知った。
そして、2人を殺害した。
告白を聞いた神崎。「なぜテロを起こしたのか?」と核心に迫るも、警察で話すと答える琴音。神崎は警察を呼び、琴音を連行させます。
警察へ連行されると琴音は黙秘を続け、テロに関する情報は分からずじまい。
その後、裁判が行われます。
化学兵器所持罪により、実刑7年
ミヤコ・ジュンペイ殺害の罪は”証拠不十分で不起訴”。琴音は最後まで黙秘を続け、事件は収束を向かえます。
それから1年半が経過。
琴音の事務所はスキャンダルによって廃業。宮ノ森もタレント引退したことから、引っ越しをして神崎と暮らすようになります。
お互いに新しい人生に向けて進んでいこうとしていましたが、神崎にはある狙いが…。
それは、今回の事件で唯一無傷だった大久保玄奨を追うこと。神崎の中では犯人だと確信しており、妹と姪がいる町へ引っ越して、素行を調査しようとしていました。
姪が誕生日を迎えた事で帰郷した玄奨。一人になる隙を狙った神崎は、スタンガンで気絶させると玄奨を拉致。拷問をはじめ、無理矢理情報を聞き出そうとします。
どれだけ暴行を受けても、”事件については知らない”と主張する玄奨。拷問を続ける神崎の手が緩みはじめたとき、1回目の世界線で拳銃を発砲した”風船ガムの女性”が登場。
神崎と宮ノ森は発砲され、瀕死の状態に追い込まれます。なぜ自分が黒幕だと疑いを持ったのかを、神崎に問いただす玄奨。
- 玄奨から語られた事実
- 玄奨はテロの首謀者ではなく、テロについてはあくまで琴音が言い出したこと。もともと共謀していたわけではなく、利害が一致した関係性。
玄奨はジュンペイと繋がっており、ミヤコの殺害を計画したときに既に琴音が動いていた。
お互いに知っている事を語った後に、神崎と宮ノ森は銃殺されてしまいます。
5巻のあらすじ

4回目の世界線
物語は神崎の回想シーンから。
ある日、突然神崎の両親が事故で亡くなった。事故の原因は琴音を被ってしまったことによって起きた。
気持ちが乱れた神崎は、琴音に対して「お前が死ねばよかった」と暴言を吐き、心を殺した。
戻った時間軸は、20XX年6月27日
ドラマの打ち上げ現場に戻った宮ノ森。前回の時間軸から「ミヤコに接触したのは誰か」がポイントであると伝えられており、今度こその姿勢で事件に立ち向かいます。
神崎の自宅へ向かった宮ノ森。2人は話をしますが、宮ノ森は神崎の異変に気付き、玄奨の殺害を計画していると考えます。
神崎は宮ノ森の考えを否定。警察に玄奨をマークするよう匿名文書を提出する計画を明かします。
しかし、文書を送った翌日。神崎は消息不明に。
そして数日後。東京湾で大久保玄奨の死体が発見されます。
宮ノ森は神崎の仕業だと確信し、落胆します。その後は、琴音のケアをしながら過ごすことに。
一方、匿名文書を受け取った警察の柳は玄奨周りの捜査を開始。
神崎の身を案じる宮ノ森。そんな彼女のスマホに神崎からの電話が。「全部終わったから、何もかも全部」と告げる神崎。
後日、公園で待ち合わせをして、事情を聞くことに。
- 神崎の説明
- 警察に匿名文書を送った後、すぐに玄奨の妹・姪が住む町へ移動した。夜中に妹の家に忍び込んで、2人を拘束。玄奨に電話して脅迫、自首するように指示をした。
翌日、玄奨は黒幕によって殺害されることに。
神崎は、玄奨との会話が黒幕に傍受されていることを想定し、警察官の柳に保護申請を依頼。タイムリープのことも含めて、全てを話します。
琴音の両親が殺害された事件を担当していた柳は、神崎の言うことを全て信じます。その後、黒幕の麻薬組織を一斉検挙することに成功することに。
全ての事件が解決してから1ヶ月が経過。
神崎と宮ノ森は交際を開始。宮ノ森は仕事を順調にこなし穏やかな日々が続いていました。
ある日、2人は一緒に寝ていましたが、宮ノ森が目を覚まします。どうしたのかを聞く神崎。
私、いま戻ってきたの。3ヶ月後の未来から。私達は琴音の手で殺された。
こう告げるのでした。
6巻のあらすじ

5回目の世界線(神崎は4回目)
宮ノ森は、琴音に撃たれる前に「私が皆に示さなきゃいけない。この世界は生きるに値しない」と告げた。このことを神崎に伝えます。
神崎は、宮ノ森の言葉を柳に伝え、協力を仰ぐことに。柳は琴音の両親が殺害された事件を振り返ります。
- 琴音両親殺害事件の真相
- 両親を殺害した犯人は伊藤史明。神崎の親友だった人物。
琴音が通っていた塾の講師をしていた伊藤、琴音から質問や相談を受けているうちに恋心を抱くように。
何度も告白するが、その都度振られたことで、徐々に精神に異常をきたし、ストーカー行為を繰り返すように。
琴音を精神を縛る両親の殺害に至った。その後、伊藤史明は自殺した。
琴音の心の闇を解決するために、テロ前に訪れていた「樹海」「廃病院」「無人島」に手分けをしていくことを決意。
- 宮ノ森=廃病院
- 神崎=樹海
- 柳=無人島
それぞれ連絡を取りながら琴音を探す3人。すると樹海を探索していた神崎は琴音に出会います。2人は丸太に腰を掛けて会話を開始。
琴音は、神崎が何度もタイムリープしてやってきたことを把握しており、”神崎は自分を殺すために来た”ことを見抜いていました。
琴音を押し倒した神崎。バックに忍ばせた刃物を取り出して、刺し殺そうとします。しかしその瞬間、神崎は風船ガムを噛んだ女性に発砲されます。
ガムを噛んだ女性は、琴音と裏で繋がっていました。
2人は樹海を離れていき、会話の内容から「井上カンナ」という女性であることが明かされます。そして、過去の関係も明らかに。
7巻のあらすじ

5回目の世界線(神崎は4回目)
- 井上カンナと琴音の繋がり
- カンナの母親は、神崎の両親を轢き殺した犯人。琴音が不意に道路に飛び出したことで不意に轢いてしまった。
人を轢き殺したことで、カンナの母親はまともに生きられず、カンナもイジメられるように。事件の経緯からカンナは琴音を恨んでいた。
ある日、琴音が謝罪をするためにカンナの自宅を訪問。カンナの想いを知った琴音は何度も自宅に通うようになり、2人は親友となる。
世界を許せない琴音。テロを起こすことを計画して、カンナも協力するようになる。
場面は、神崎の自宅に。
神崎は命を取られることなく、生き延びていた。カンナに撃たれたことで、右手と左足が不自由な状態ではあるものの、宮ノ森と一緒に食事をします。
タイムリミットまで、あと1ヶ月となったことで焦りはあるものの、神崎は宮ノ森から過去について聞き出します。
- 宮ノ森から聞いた過去
- テロの1ヶ月前。神崎は日を追うごとに追い詰められていた。宮ノ森からの質問にも答えずにテロの日を迎える。
テロの日、2人は駅で琴音を待ち構えていたが、琴音は現れず。翌日、宮ノ森は食材を買うために外出、買い物を終えて帰ると琴音が神崎を殺害していた。死んだ神崎は安らかな顔をしていた。
宮ノ森の目の前で琴音は自殺。
この結末に納得できなかった宮ノ森も、拳銃を使って自殺。
やり直しを誓った宮ノ森はタイムリープしたが、神崎は殺害されたときの現状に満足をしてしまったため、タイムリープをしなかった。
宮ノ森の話から、”自分と琴音が連絡を取り合っていた”ことを知った神崎。
ほどなく、琴音から電話がかかってきます。「自分を止めてほしい」と挑発する琴音に対して、もううんざりだと拒絶する神崎。「止めてほしいなら家に来て、直接対話しろ」と告げます。
琴音とカンナは神崎の自宅に向かい、4人で鍋を食べます。後日、カンナ・宮ノ森・神崎の3人は墓参りに。
カンナは「神崎が両親の死亡要因を、琴音に全てなすりつけていたため、琴音は獣になってしまった」と告げ、神崎も自分の考え・行動が間違っていたことに気付きます。
わだかまりが解けた3人は、琴音が待つ神崎家に戻ろうとします。しかし、3人が戻る前に何者かによって琴音は拉致されることに。
8巻のあらすじ

5回目の世界線(神崎は4回目)
自宅に戻り、琴音がいない事に気付き、焦る3人。柳を呼んで捜査を依頼しますが、犯人からの要求がないため、警察として動くことが出来ず。柳が個人的に捜査を始めます。
3人は1回目の世界戦から事件を振り返り、ヒントを探り始めます。すると、3回目の世界線で、塩見・ジュンペイ・ミヤコの目玉がくり抜かれていたことについて違和感を感じるように。
そして、「なぜ琴音はテロを起こすのか?」を考え始めます。
”ミヤコのため”、”塩見殺害をきっかけに”、”記者につきまとい”。理由は違えど、必ずテロに辿り着く琴音。もう1人の協力者(黒幕)がいることへの懸念が広がります。
琴音が1人でいるところを狙われたことから、情報を知っていた”柳が怪しい”と結論付けた3人。
神崎は、宮ノ森・カンナに外に出るよう指示。指示に従い、外を歩いていると行く先に待っていたのは、車に乗っていた柳。
柳さんは黒幕なんかじゃない。今も俺の協力者だ
2人に伝える神崎。柳は3人を車に乗せて、琴音のいる場所へ。柳は車内で真犯人について説明します。
- 柳が語った真実
- 琴音を攫った車は監視システムをかいくぐって逃走。その事から真犯人は警察関係者。
伊藤史明の事件を調べた結果、伊藤には年下の幼馴染がいた。
彼女の名前は中村香澄。事件当時高校生だった彼女は現在警察官に。
両親の離婚によって今は南田香澄と名乗っている。
柳の部下である南田香澄が真犯人である。
琴音を拉致した南田は、琴音の闇に触れ、テロを唆します。
- 組織と琴音の接点を作るために動いたこと
- ミヤコ、ジュンペイにクスリを与えたこと
- 拳銃を琴音の自宅に送ったこと
これらを白状します。
信頼できる部下であったため、事件の真相を話した柳。情報が漏れた事から、新聞記者が動いたり、盗聴器を仕掛けたりしていたのでした。
南田は琴音を諭すように、世の中を恨むよう説得。自分が伊藤史明の幼馴染であることを明かし、一緒に世界を壊そうと呼びかけます。
この呼びかけに対して、琴音が出した答えは「NO」。
4人で鍋をつついた日々によって、世の中への憎しみを失った琴音は世界を壊す事を拒否します。
この回答を聞いた南田は、神崎・宮ノ森・カンナを殺害すると脅迫。直後、柳たちが到着。拳銃を発砲して、動きを封じると拘束することに成功。
南田は、琴音によって尊敬する史明が『教え子の両親を斬殺した変態ストーカー殺人鬼』という汚名を着せられた事から、琴音に恨みを持ち、テロを起こさせようとしたと自供。
警察の応援が来たことで南田は逮捕。警察署へと連れて行かれます。
偶然起きた事故によって、各人が逆恨みを行い、すれ違っていた人生に気付いた神崎。琴音に対して「お前が生きていた事を誇りに思う」と伝えると、琴音は号泣するのでした。
最終回のあらすじ
時は1月1日。初雪が降る街中。
全員が無事な状態で、新年を迎えられた事に思わず涙してしまう神崎。
宮ノ森は「この結末なら、もうやり直さなくてもいいよね?」と伝え、4人は新年会の買い出しを行います。
南田への取り調べをする柳。柳は伊藤史明が、”なぜ殺害直後に自殺したのか?”。自分の考えを話します。
- 柳の考え
- 毒親に支配されていると思い、殺害を実行した伊藤史明。
刃物を持った伊藤に対して、両親は琴音を守るために庇い続けたため、背中への切り傷が多く刻まれていた。
その光景を見た伊藤史明は、自分が過ちを犯してしまったことから自殺した。
彼は決して、殺人鬼などではない。
伊藤の優しさを知っていた南田。何も言わずにうつむくのでした。
場面は4人で食事をするシーンへ。
神崎は食事をしながら思いに更けていました。
どんな人間も心の内に獣を飼っている。琴音の中にいたように、皆の中にも、俺の中にも。
その獣はやり切れない怒りや苦しみに耐えきれなくなった時、人間の皮を喰い破って姿を現す。
罪を犯した獣は裁かれなければならないが、裁かれるべき獣に石を投げる事はしてはいけない。
本当に大切なのは、そうなってしまう前のこと。
話はタイムリープした原因についての話題に。
琴音は「私を諦めないでくれてありがとう」と神崎に伝えます。その言葉に対して神崎は「最後まで誰かが誰かを諦めなければ、変わることは絶対にあるんだよ」と回答。
そして、それを教えてくれた琴音に対して「ありがとう」と伝えます。
4人は仲良く鍋をつついている場面を描いて「君が獣になる前に」は終了となります。
まとめ
「君が獣になる前に」のあらすじ・最終回について解説しました。
ヒロインだと思われていた琴音が、かなりダークな人格として描かれていたことから、読者からの不人気キャラクターに。その分、宮ノ森が真のヒロインになってくれたことで、希望が持てましたね。
先がどうなるか分からないストーリーは十分に楽しめる内容。オススメできるサスペンス漫画なので、是非単行本を購入して、読んでくださいね。