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漫画「桃源暗鬼」は2020年から「週刊少年チャンピオン」にて連載されており、2025年にはアニメ化が予定されている大人気漫画です。
漫画「桃源暗鬼」のコミックスは21巻がリリースされています。
(2024年10月30日現在)
今回は漫画「桃源暗鬼」の登場人物について紹介して、あらすじを紹介します。
初版発行日 | 2020年10月8日発売 |
作者 | 作者:漆原侑来 |
巻数 | 21巻(コミックス) ※2024年10月30日現在 |
ジャンル | アクション漫画・バトル漫画 |
Wikipedia | 桃源暗鬼のWikipedia |
「桃源暗鬼」登場人物一覧
漫画「桃源暗鬼」の登場人物を一覧形式でまとめてみました。
終盤から登場する人物もいますので「桃源暗鬼」を読んでいない方は先に漫画を読んで頂くことを推奨します。
「桃源暗鬼」に出てくる登場人物は以下の通りです。
- 主人公の家族たち(登場人物)
- 一ノ瀬四季:主人公。鬼神の子(ナツ)
一ノ瀬剛志:元桃太郎機関所属、桃瓦剛志
- 鬼機関(登場人物)
- 花魁坂京夜:京都支部 救護部隊 総隊長
淀川真澄:練馬区 偵察部隊 隊長
馨:練馬区 偵察部隊
猫咲波久礼:羅刹学園 非常勤講師
印南幽:羅刹学園 非常勤講師
メアリー亜紀:医師兼研究者
夢喰:通信用のアイテム獏。通称むっくん
芽衣
幡部久未子:日光市医療部隊隊長
朽森紫苑:杉並区鬼機関 戦闘部隊隊長
百鬼大我:杉並区鬼機関 戦闘部隊副隊長
妻夫木介司:杉並区鬼機関 戦闘員
村田兵之助:杉並区鬼機関
- 羅刹学園(登場人物)
- 無陀野無人:講師(コンドウ)
皇后崎迅:四季と同級生(ジュン)
矢颪碇:四季と同級生(シンジ)
遊摺部従児:四季と同級生(シンイチ)
屛風ヶ浦帆稀:四季と同級生(マホ)
手術岾ロクロ:四季と同級生(ゴロウ)
漣水鶏:四季と同級生(ヒナ)
- 鬼國隊(登場人物)
- 等々力楓:大将
不破真一
囲岬
鳥飼羽李
百目鬼剛
乙原響太郎
蛭沼灯
海月巳代
- 鬼関係者(登場人物)
- 桃井戸颯:桃井戸迅(皇后崎迅)の父親
桃井戸葉月:桃井戸迅(皇后崎迅)の姉
桃井戸あすみ:桃井戸迅(皇后崎迅)の母親
屛風ヶ浦澄玲:屛風ヶ浦帆稀の姉
榎本哲司
榎本怜美:哲司の娘
等々力雄治:等々力楓の父親
天麻:野拳リーダー。血蝕解放でバイクを出す「雷速」
光太郎:野拳副リーダー
洋:野拳。血蝕解放で管任袋を出す(畳5畳分のスペース)
翔太:野拳。香と付き合っている
香:野拳。翔太と付き合っている
- 桃太郎機関所属(登場人物)
- 桃屋五月雨
桃宮唾切:京都隊
桃草蓬:京都隊
桃巌深夜:6部隊隊長
桃寺神門:13部隊副隊長
桃際右京:15部隊隊長(杉並)
桃鐘銀:15部隊副隊長(杉並)
桃華月詠:22部隊隊長(練馬)
桃角桜介:22部隊副隊長(練馬)
桃裏楔:栃木県研究所所長
桃林慎義:華厳の滝跡地研究所 第1隊長
桃田久望:華厳の滝跡地研究所 第1副隊長
桃木田与一:華厳の滝跡地研究所 第2隊長
桃脇岼:華厳の滝跡地研究所 第2副隊長
桃尾旋律:華厳の滝跡地研究所 第3副隊長
桃舵壱郎:華厳の滝跡地研究所 第3隊長
桃墨輝:華厳の滝跡地研究所 第4隊長
桃間纏:華厳の滝跡地研究所 第4副隊長
桃木場明大:華厳の滝跡地研究所 第5隊長
桃学院片倉:華厳の滝跡地研究所 第5副隊長
桃早長沼:華厳の滝跡地研究所 第6隊長
桃坂国領:華厳の滝跡地研究所 第6副隊長
桃地聖蹟:華厳の滝跡地研究所 第7隊長
桃記めじろ:華厳の滝跡地研究所 第7副隊長
桃ノ木一成:華厳の滝跡地研究所 第9隊長
桃ノ木二成:華厳の滝跡地研究所 第9副隊長
桃次歪:華厳の滝跡地研究所 第10隊長
桃田陽菜
桃部真中
アグリ:犬・猿・雉のミックス
「桃源暗鬼」あらすじ
1巻のあらすじ

ブロローグ
主人公の一ノ瀬四季はケンカで学校を退学になる不良。
父親の一ノ瀬剛志は、子供の頃に四季を拾った人物でいわゆる里親。それゆえ、親子の仲は良くありませんでした。
ある日、剛志が経営している酒店に一人の男が現れます。
その男は「桃太郎機関」に所属する桃屋五月雨。
- 桃太郎機関とは
- 桃太郎はおとぎ話ではなく現実の話。何千年も前から桃太郎と鬼は子孫を増やしながら代々戦争していた。
桃太郎たちが集まってできたのが「桃太郎機関」鬼は桃太郎機関を恐れて人に紛れて暮らし始めた。
五月雨は四季を始末するために襲い掛かります。五月雨の攻撃を止めたのが父の剛志。
剛志の正体は元桃太郎機関の桃瓦剛志でした。
剛志は四季が鬼の血を引くことを知りながら、何の罪も犯していない事実に目を向け、親として育てていたのでした。
五月雨と剛志は戦いますが、命懸けの戦いを繰り返している五月雨の力が上回り、剛志は死ぬ寸前まで追い込まれます。
この状況で、四季の鬼の血が覚醒。
- 鬼の特徴
- 鬼は血を操って闘う事が特徴。「凶暴性」と「自我の崩壊」を武器としており、覚醒すると変体する。
四季の反撃によって五月雨は撤退。しかし、父親の剛志は死亡してしまいます。
独り身になった四季。桃太郎機関と戦うことを決意します。
羅刹学園への入学
父親を殺害された四季は、無陀野無人によって拉致されます。気が付いた四季は、ある島の一室へと連れてこられていました。
無陀野無人は四季を攫った理由を伝えます。
- 無陀野無人が四季を攫った理由
- 桃太郎機関に対抗する鬼の機関「鬼関」。無陀野は鬼関で戦える人材を探している人物である。
四季のような覚醒した鬼に対して”相応しい人材かを審査”。審査結果が有能だと判断できたら、自陣営へと勧誘している。
剛志の敵を討ちたいと感情を爆発させる四季。”暴走状態”に陥りながら無陀野と戦いますが、高い戦闘力を誇る無陀野の前に太刀打ちできず。
無陀野は「不合格」の烙印を押しますが、無陀野の力を使い方を見た四季は反撃。暴走状態を強引に自分で制御したうえで、弟子入りを志願します。
四季に可能性を見出した無陀野。鬼のための学校「羅刹学園」への入学を認めます。
- 羅刹学園とは
- 桃太郎機関に対抗するための訓練をメインとする学校で、対桃太郎機関専用の軍隊学校。
本土から離れた島「鬼門島(通称:鬼ヶ島)」に存在。
四季が羅刹学園の教室に入ると合格者たち6人が座っていました。
皇后崎迅、矢颪碇、遊摺部従児、屛風ヶ浦帆稀、手術岾ロクロ、漣水鶏
講師の無陀野は最初に行う授業は「鬼ごっこ」
- 鬼ごっこのルール
- 島の南にあり学校まで直線で12km弱ある「神羅の森」が舞台。
・1時間以内に指定されたボールを持って無陀野に捕まえられず学校に戻る
・全員拘束されたら終了
・ゴール出来なかったら退学
3組に分けて鬼ごっこがスタートします。
最初の組は一ノ瀬四季、皇后崎迅、屛風ヶ浦帆稀の3人。
鬼ごっこ開始早々、一ノ瀬四季はソリが合わない皇后崎迅と戦い始めます。皇后崎迅は血蝕解放で電動ノコギリのような武器を出して四季を圧倒。
2巻のあらすじ

羅刹学園への入学
戦いの場に紛れ込んだ屛風ヶ浦は、皇后崎の攻撃を受けてしまいます。すると、屛風ヶ浦も血蝕解放を行い「お姉ちゃん」と呼ばれる巨大な女性を呼び出します。
四季は屛風ヶ浦の血蝕解放に対抗する為に、血蝕解放で巨大な銃を出す事に成功。屛風ヶ浦を抑えます。
戦いが終わった後、無陀野が到着。
鬼ごっこの競技を続けられないくらいに疲弊した3人。皇后崎は自分の目的のために、無陀野を倒そうとします。
- 皇后崎の目的
- 皇后崎の父親は桃太郎だった。
父親は皇后崎の周りにいる人間を皆殺しにしていた事実を知り、父親への復讐を果たそうとしていた。
負傷した皇后崎は、無陀野に太刀打ちできず拘束。
四季は無陀野が持っているボールを奪おうと考えますが、一人では勝てないと判断。拘束された皇后崎を解放して、2人で戦い始めます。
四季を囮にして、皇后崎による不意打ちで攻撃。なんとかボールを奪う事に成功します。皇后崎はボールを四季に渡し、ゴールするよう指示をしますが、鬼機関の緊急通信が。
「鬼機関京都支部が、桃太郎機関からの攻撃を受けている」という連絡が入ったため、授業は中止。全員で京都へと向かいます。
京都での戦い
京都に向かった無陀野たちは、鬼機関京都支部がある清水寺の地下へと向かいます。
桃太郎からの攻撃を受け、負傷者が次々に運ばれる京都支部。無陀野は京都支部の救護部隊総隊長である花魁坂京夜に生徒達を預け、桃太郎たちがいる戦闘現場へと向かいます。
京都では桃太郎機関京都隊の桃宮唾切、桃草蓬が、犬・猿・雉のキメラであるアグリを連れて戦闘中。
- 桃太郎の特徴
- 桃太郎は体から黒い「細菌」を出して戦う。
武器を造り出す者、細菌を飛ばす者がいる。
圧倒的な戦闘力で、鬼たちを倒していく桃宮たち。
無陀野が駆け付けて戦い始めるも、桃宮は死者を操る能力を使用。京都支部に運ばれた死体を使って、鬼機関を攻撃し始めます。
3巻のあらすじ

京都での戦い
桃草の能力で無陀野を箱に閉じ込めると爆弾を投下。無陀野は大怪我を負ってしまいます。桃宮、桃草の2人は京都支部のアジトを突き止めて、鬼達を駆逐するために潜入。
血蝕解放で2人が入ってくることを察した遊摺部従児。負傷した鬼達を地上へ避難させます。四季たちは桃草によって地下に閉じ込められることに。
桃宮は花魁坂京夜を倒した後、桃太郎機関から連絡を受けます。桃太郎機関からの連絡は「一ノ瀬四季を生きたまま本部へ連れてくる」という指令。
桃太郎機関から送られた来た”新たなアグリ”を使って攻撃を仕掛ける桃宮たち。四季たち羅刹学園の生徒達は戦い始めます。
4巻のあらすじ

京都での戦い
アグリを倒していく生徒達。桃宮、桃草は生徒達と戦闘に入ります。
京都での戦い
皇后崎迅、矢颪碇 vs 桃草蓬
一ノ瀬四季 vs 桃宮唾切
皇后崎迅、矢颪碇 vs 桃草蓬
桃草は能力で皇后崎を小さな箱に閉じ込めますが、皇后崎は体からノコギリを発生させて回避。後から駆け付けた矢颪碇が、スピード能力を解放させて、桃草を圧倒していきます。
後から無陀野が駆け付けた事もあり、桃草は自分の作った箱に閉じこもり、事実上の敗北。命を守る形で、戦闘現場をなんとかやり過ごします。
一ノ瀬四季 vs 桃宮唾切
桃宮は四季が鬼神の子である事を知り生け捕りをしようとします。※鬼神とは史上最強の鬼の武将として悪名を轟かす鬼。
桃宮は棺桶を持ち出し、かつての上司だった桃部真中の死体を操り、2人で攻撃を加えてきます。
自分よりも能力の高い桃太郎を相手に一方的に追いつめられる四季。しかし、唾切が子供の鬼を殺そうとしたことで、怒りに火が付き「鬼神の子」の力を解放。
傷付けたら消えなくなる炎を飛ばして唾切を撃破。桃部真中の死体は燃えてなくなり、桃宮唾切はこの戦いで死亡するのでした。
5巻のあらすじ

京都での戦い
戦闘が終わった後、桃宮の元へ駆け付けた桃草。桃宮唾切の死を確認して、退却します。
戦いは鬼側の勝利で終幕
桃宮唾切、桃草蓬の攻撃を何とか凌いだ羅刹学園の生徒達。全員で鬼ヶ島へと戻っていくのでした。
練馬での戦い
羅刹学園での下宿生活を始める生徒達は、相部屋を作りつつ日々を過ごしていきます。
- 羅刹学園での相部屋
- ①屛風ヶ浦帆稀、漣水鶏
②手術岾ロクロ、矢颪碇
③一ノ瀬四季、皇后崎迅
④無陀野無人、遊摺部従児
3週間後、無陀野たちは東京へ。
偽名を使いながら行動する無陀野組。一ノ瀬四季が、縁日に行くと”神門”という人物と仲良くなります。
しかし、彼は桃太郎機関の13部隊副隊長、桃寺神門でした。お互いに素性を知らないまま、仲良くなっていくのでした。
無陀野たちが団体で移動すると、子供の姉妹が車に轢かれそうになる場面に出くわします。皇后崎が血蝕解放を使って子供達を助けるも、能力を使った事で桃太郎機関に存在を知られてしまうことに。
桃寺神門を引き連れて、一ノ瀬四季を殺害しようと目論む桃巌深夜。四季たちを殲滅する計画を立てます。
- 桃巌深夜の計画
- 自身の能力を使い、人間のチンピラ達を操る。皇后崎が助けた子供を人質に取り、皇后崎を拉致監禁する。その後、助けにくるであろう無陀野、四季たちを襲い目的を達成する。
無陀野は桃太郎機関練馬支部にいる隊長桃華月詠、副隊長桃角桜介をぶつけ始末。四季は桃寺神門と闘わせる。
(桃巌深夜の能力)
細菌を体内に取り込んだ者の視界を覗くことが出来る。24時間有効で一度に36人の視界を覗くことが可能。
桃巌深夜は計画通りチンピラ達を使い、皇后崎を拉致監禁する事に成功。この間に皇后崎の体内に細胞を入れて、皇后崎からの視界を手に入れます。
6巻のあらすじ

練馬での戦い
桃巌深夜は、桃華月詠、桃角桜介の協力を取り付けることに成功。
皇后崎が行方不明になった事から、鬼機関練馬支部はチームを組んで救出に向かいます。
- 無陀野救出チーム
- 戦闘部隊:四季、無陀野、遊摺部、手術岾、水鶏
偵察部隊:淀川真澄、屛風ヶ浦、遊摺部、馨
救出チームは偵察部隊により、皇后崎の居場所を発見。戦闘部隊が皇后崎を助けます(深夜の目的のため、監禁場所には敵がおらず)
皇后崎を助け、アジトに戻る一行。その途中で、桃角桜介が無陀野を襲い、戦いに発展。
練馬の戦い
無陀野無人 vs 桃角桜介
細胞で黒い斧を使って攻撃を仕掛ける桃角桜介。しかし、血蝕解放をした無陀野の前に歯が立たず。
無陀野は大ダメージを負った桃角桜介を殺害しようとしますが、桃華月詠が救出。負傷した桃角桜介を連れて退散していきます。
桃巌深夜は子供が入院する病院に放火。
皇后崎と四季は協力して、病院内にいる人達を救出。病院には姉のみがいたため、妹がいる場所を探り助けようと考える四季。桃寺神門に連絡し、助けを求めます。
7巻のあらすじ

練馬での戦い
四季と神門が繋がっている事を知った深夜は至る所で放火を行い、”四季の仕業である”という形に偽装。神門は深夜の計画によって、四季への敵意を剥き出しにするようになります。
深夜は神門、桃華月詠、桃角桜介の4人で鬼機関のアジトを奇襲。
しかし、ずっと監視され先手を奪われている事に疑問を感じていた淀川真澄は、皇后崎の視野をVRゴーグルで偽装。深夜たちを待ち伏せして戦いに挑みます。
ここから鬼vs桃太郎の戦いが始まります。
アジト(練馬)での戦い
一ノ瀬四季 vs 桃寺神門
皇后崎迅 vs 桃巌深夜
無陀野無人 vs 桃華月詠
矢颪碇 vs 桃角桜介
矢颪碇 vs 桃角桜介
無陀野の能力をコピーした桜介は矢颪を圧倒。矢颪は能力で2本の短刀を出しますが、桜介の体術の前にキズ一つつけられません。
再度能力を使った矢颪は巨大な翼を生み出し、空から桜介を攻撃。桜介の反撃で片翼をもがれてしまいますが、もう片方の翼を肥大させて真空波を起こして攻撃すると、桜介を戦闘不能状態にして勝利を収めます。
8巻のあらすじ

練馬での戦い
無陀野無人 vs 桃華月詠
地下の深部へと場所を移して戦いを始める2人。
月詠のタロットカードによって無陀野は身動きが取れない状態に。しかし、戦闘経験豊富な無陀野は月詠の攻撃を防ぎ続けます。
無陀野は攻撃を受けながら、微細に散らした血液を月詠の内蔵に送り込みダメージを与えます。
追い込まれた月詠は最大級の攻撃を仕掛けますが、巨大な女性を召喚した無陀野の攻撃を防げずに敗北。戦闘不能状態となります。
一ノ瀬四季 vs 桃寺神門
神門の誤解を解こうと必死に対話をしようとする四季。問答無用で攻撃を仕掛けてくる神門。
神門は天才的な資質を持っており、細胞で4丁の拳銃を繰り出して攻撃。戦いに勝利する事で神門と対話しようとする四季ですが、戦闘力では神門が上回り、徐々に追い詰められていくことに。
9巻のあらすじ

練馬での戦い
一ノ瀬四季 vs 桃寺神門
死を意識するほどに追い込まれた四季は暴走状態となり能力を解放。神門は暴走した四季に歯が立たずにボコボコにやられてしまい、トドメを刺される寸前に。しかし、僅かに残った四季の意識によって生かされます。
四季は微かに残る意識で神門に「自分を殺してくれ」と懇願。この状況を見守っていた淀川真澄が、神門と協力して四季を倒そうとします。
淀川真澄も深手を負いますが、神門は最終兵器を持ち出して四季を制圧する事に成功します。
皇后崎迅 vs 桃巌深夜
戦闘力を持たない桃巌深夜は、身を護るために逃げ回ります。
逃げ回った深夜は、罠を仕掛けてあるビルに皇后崎を呼び込んで殺害しようと計画。深夜の狡猾さを知っている皇后崎は罠を回避、深夜の頸動脈を切ります。
出血多量となり倒れた深夜はそのまま息を引き取ります。
桃vs鬼の練馬での戦いは終了となります。
戦いに敗れたものの命を奪われなかった桃華月詠、桃角桜介はリベンジを誓いながら支部へ退却。鬼ヶ島へ帰ろうとする無陀野一行の前には神門が現れます。
神門は誤解していた事、殺害しようとした事を謝罪。四季は「また会おうぜ!」と言い、再会を約束しつつ別れていきます。
雪山での修行
羅刹学園での授業に戻った四季たち。
無陀野は雪山での修行を課します。羅刹学園非常勤講師である猫咲波久礼、印南幽の2人が課題に参加します。
- 雪山での修行
- 全員で雪山の山頂に到達出来れば課題クリア。雪山に上る途中で猫咲波久礼、印南幽が邪魔をしてくるので2人の妨害を掻い潜って山頂へいく。
【制限時間は24時間】
食糧はわずかな水分とチョコレート。狩りなどは禁止。
課題開始早々、矢颪は全員でゴールするという課題を無視して波久礼と戦い始めます。
10巻のあらすじ

雪山での修行
矢颪以外のメンバーは、ゴールへ向かおうと進んでいく。しかし、山頂へ向かう途中で屛風ヶ浦が崖から転落。四季は屛風ヶ浦を助ける為、崖から一緒に飛び降ります。
屛風ヶ浦を守るために、休息が可能な洞窟を捜しますが、途中で雪崩が襲い掛かる。屛風ヶ浦を安全な場所に投げ飛ばした四季は、雪崩に飲み込まれ意識を失うことに。
今まで自己肯定感が低く、誰かに守って貰っていた屛風ヶ浦。四季を守るため洞窟を探し出すと、火をつけて休息をとることに成功。
残る4人は山頂へと向かいます。”全員でゴールしないといけない”という目的のために、皇后崎は矢颪を助けに戻ることに。
矢颪は戦闘能力の高い波久礼に歯が立たず、大きなダメージを負っていました。皇后崎は波久礼に奇襲を仕掛け、木と雪で煙幕を作ります。その後、矢颪を気絶させて山頂へ。
皇后崎たちに逃げられた波久礼。狙いを屛風ヶ浦、四季に定め、襲い掛かります。
高熱で動くことが出来ない四季。ここで四季を守るために己と向き合った屛風ヶ浦は覚醒。血蝕解放によって出現した巨人を操り波久礼の追撃を防ぐことに成功。
そのまま血蝕解放の巨人に連れられ、頂上へと到達。
水鶏、手術岾、遊摺部の3人は頂上へ向かいますが、印南幽が目の前に立ちはだかる。
3人は逃げようとするが、印南の能力で出した”鳥居”によって遊摺部従児を監禁。人質を奪われたことから水鶏、手術岾は戦うことに。
能力の相性が悪い水鶏は歯が立ちませんが、水鶏の危機に手術岾が立ち上がり、印南と戦闘開始。手術岾は印南と戦いながら鳥居を破壊する事に成功。
再び3人で逃げていき、ゴールに到達します。
皇后崎は矢颪を連れて頂上へ向かおうとしますが、猫咲波久礼、印南幽の2人が目の前に現れます。
仲間と慣れ合う事が嫌で、個人で桃太郎と戦いたい矢颪。単独で戦おうとしますが歯が立ちません。矢颪・皇后崎はピンチになりますが、四季がゴール地点から精密な銃で狙撃。
11巻のあらすじ

雪山での修行
波久礼、印南が怯んでいる隙に皇后崎は矢颪を連れて山頂へ到着。
無陀野が与えた課題を見事にクリアします。
無陀野は今回の課題の目的について語ります。
- 雪山特訓の目的
- 鬼は守りたい存在がいる時に、”より強さを発揮する”ことが分かっている。その守るべき存在が仲間。
今回は仲間との絆を養うための特訓だった。
個としての強さを求める矢颪は、納得がいかないものの特訓は終了に。
鬼國隊との邂逅
桃太郎機関では、無陀野たちと戦った4人(桃草蓬、桃華月詠、桃角桜介、桃寺神門)が、組織のトップである大皇帝ら最高幹部たちによる査問を受けていました。
大皇帝たちは”四季の早期抹殺”を至上命題としていましたが、神門は四季をはじめとした鬼機関と和平を結ぶことを提案。
この事に激怒した幹部たちは”神門を降格”、九州に左遷します。
九州には鬼國隊という組織が存在していました。
- 鬼國隊とは
- 鬼機関に属さない野良集団。リーダーの等々力楓は鬼神の子
等々力楓は同じ鬼神の子である四季に会うため関東に移動します。
修行中の無陀野たちの元へやってきた等々力は、四季を自分達の仲間に入るよう説得。しかし、”桃太郎を駆逐する”という考え方に共鳴できずに拒否します。
羅刹学園の教育方針に納得していなかった矢颪は、等々力達についていく事を決め、学園を離れていきます。
等々力の仲間と対面した矢颪は「華厳の滝跡地研究所」に攻め込む計画を聞き、一緒に攻め込むことに。
四季は仲間である矢颪を呼び戻そうと考え、無陀野たちを説得。娘・怜美を攫われた父榎本哲司を道中で一向に加えて、無陀野たちも「華厳の滝跡地研究所」に向かいます。
12巻のあらすじ

鬼國隊との邂逅
「華厳の滝跡地研究所」に着いた等々力たち
乙原響太郎は通信役として入り口付近に待機。等々力たちは、3手に別れて研究所に攻め込みます。
- 華厳の滝跡地研究所、攻略編隊
- 第一編隊 等々力楓、海月巳代、矢颪碇
第二編隊 鳥飼羽李、蛭沼灯
第三編隊 不破真一、囲岬
第四編隊 百目鬼剛
等々力たち第一編隊は、研究所にいる桃太郎たちを倒していき進軍。矢颪は戦闘能力を持っていない桃太郎も殺害していく等々力のやり方に疑問を感じるように。等々力が妊婦に桃太郎を殺害しようとした時、ついに矢颪は制止。
第二編隊の鳥飼羽李、蛭沼灯が先へ進むと、華厳の滝跡地研究所の隊長・副隊長と遭遇し戦闘に。
華厳の滝跡地研究所の戦い
鳥飼羽李 vs 桃林慎義
蛭沼灯 vs 桃田久望
鳥飼羽李 vs 桃林慎義
鳥飼は能力で生み出した鳥によって攻撃を仕掛けますが、光線を乱発する桃林によって鳥は消滅。鳥飼も大ダメージを負ってしまいます。
逃げまわりながら血をバラまく鳥飼。最後の力を振り絞って、”血を集めた巨大な鳥”を召喚し、襲い掛かります。
障害物にぶつかり集中力が欠けた桃林。鳥飼の攻撃をモロに喰らって戦闘不能となります。
蛭沼灯 vs 桃田久望
煙を自在に操る桃田の攻撃を躱し切れない蛭沼。攻めに回れずにダメージを負ってしまいます。
腕を弾き飛ばされてしまった蛭沼は、戦闘不能になったように見せて桃田の油断を誘います。隙を見てヒルを桃田の体内に流し込んだ蛭沼。
毒を持ったヒルが体内で巨大化し、桃田は内臓が破裂して死亡してしまいます。
「華厳の滝跡地研究所」に到着した無陀野たち
華厳の滝跡地研究所の所長は四季を捕まえ、無陀野を殺害しようと隊長・副隊長6人と100人以上の部下を向かわせます。
13巻のあらすじ

鬼國隊との邂逅
矢颪を助けるうえで、足止めを喰らいたくない無陀野。隊長・副隊長6人と戦う事を引き受けます。
華厳の滝跡地研究所の戦い2
無陀野無人 vs 桃地聖蹟、桃早長沼、桃木場明大、桃記めじろ、桃坂国領、桃学院片倉
桃坂国領は血液を操る能力を持っており、無陀野の血蝕解放は封印。己の体術で戦い始めます。
副隊長である桃記めじろ、桃学院片倉と戦う無陀野。ずば抜けた体術と豊富な戦闘経験から、血蝕解放なしでも副隊長たちを圧倒。
副隊長たちは倒れてしまい、隊長3人が無陀野と戦い始めます。
無陀野の助けもあり研究所に入った四季たち。
皇后崎はまとまって行動しようと話しますが、生徒達は既に散らばっており単独行動に。
皇后崎が研究所内を探っていると鬼國隊の百目鬼剛が隊長・副隊長と戦っている現場に遭遇。百目鬼を助ける形で戦闘に入ります。
華厳の滝跡地研究所の戦い3
皇后崎迅 vs 桃尾旋律
百目鬼剛 vs 桃舵壱郎
皇后崎迅 vs 桃尾旋律
桃尾旋律は歌うことで衝撃波を飛ばす技の使い手。皇后崎は近付くことが出来ずにダメージを負っていきます。
しかし、旋律の足元にある石が、動かないことを見抜いた皇后崎。近くに行けば、技の影響力がない事を看破すると天井裏に隠れて奇襲を敢行。一撃を加えて旋律を倒します。
百目鬼剛 vs 桃舵壱郎
桃舵壱郎は、細胞で巨大な腕を生み出して百目鬼に襲い掛かるものの、百目鬼の能力によって腕を破壊されます。
百目鬼の能力の正体が分からない壱郎。複数の巨大な腕を召喚して倒そうとしますが、すべてを破壊されたうえに、全身を傷つけられて倒れたことで、百目鬼の勝利。
14巻のあらすじ

鬼國隊との邂逅
不破真一と囲岬の2人が進んだ先に隊長・副隊長が現れます。
華厳の滝跡地研究所の戦い4
不破真一 vs 桃脇岼
囲岬 vs 桃木田与一
不破真一 vs 桃脇岼
桃脇は戦闘前での不破との対話時に、自身を女性として褒めたくれたと勘違い。恋愛感情を持ちはじめ、不破からの攻撃を「恋の試練」だと判断して、戦いをはじめます。
桃脇の出所を悟れない場所から攻撃に苦戦する不破。しかし、不破は恋愛感情を利用して抱き締め、身動きを取れないようにしたうえで、自身の矢を当てて倒します。
囲岬 vs 桃木田与一
防御力の高い桃木田の能力に対して、相性の悪い能力を持つ囲は逃げ回ります。
2人の戦いを天井裏から見守るロクロ。小心者のロクロは戦闘に参加せずに戦いを傍観。戦っている現場に、漣水鶏が乱入してきます。
水鶏は囲に加勢して戦いますが、桃木田の能力の前にダメージを与えられず。逆にダメージを受けてしまいます。
その姿を見たロクロは現場に乱入。血蝕解放を行ったロクロは、自身の必殺技で桃木田の能力を撃破。そのまま倒します。
等々力と海月巳代の2人は、先に進むものの敵によって分断。海月巳代が向かう先には、桃墨輝が待ち構えており戦いに発展。
華厳の滝跡地研究所の戦い5
海月巳代 vs 桃墨輝
海月はクラゲを飛ばして桃墨を窒息しようとしますが、桃墨輝は全身を金に変え、瞬間移動できる能力によって無効化。海月は仕留められる寸前まで追い込まれますが、屛風ヶ浦帆稀が乱入してきます。
15巻のあらすじ

鬼國隊との邂逅
屛風ヶ浦は血蝕解放を使い姉と共に攻撃を行います。桃墨は2人相手でも、互角以上の力を見せて応戦。最後は捨て身の屛風ヶ浦の攻撃に、海月が便乗して桃墨を倒します。
女性を苦しめていた桃墨はそのまま死亡します。
鬼を解放させようとしている四季は、徘徊中に桃間纏と出会い戦闘に。
華厳の滝跡地研究所の戦い6
一ノ瀬四季 vs 桃間纏
身に纏った素材の能力を引き出せる桃間。様々な動物の能力を受け継ぎ四季を圧倒します。四季も”らっぱ銃”などを出して応戦しますが、研究所所長である桃裏楔の放送が流れはじめる。
桃裏はこの研究所を爆破して鬼、桃太郎問わず全員を殺害する事を示唆。身近にいた鬼を殺害するパフォーマンスをすると四季は激怒。
桃間をあっという間に倒すと、仲間にこの事を伝えようと行動を開始。遊摺部、皇后崎と合流した四季。乙原の血を飲み、鬼國隊のメンバーに状況を伝えます。
皇后崎は放送室に入り込み、研究所内にいる人間に現状を伝えます。
16巻のあらすじ

鬼國隊との邂逅
一般人を解放させるよう誘導させた後、鬼國隊・羅刹学園メンバーは爆弾を除去しようと動き出します。
蛭沼・鳥飼の前に、研究所内のナンバー1の実力者桃次歪が現れ、蛭沼・鳥飼をあっという間に瀕死の状態に追い詰めます。
ここで等々力が登場。
桃次は等々力の家族を殺害した張本人。等々力は我を忘れて激昂し、攻撃を加えますが、桃次は能力を使い武器を潰します。
味方を助ける事を優先させた等々力。桃次は研究所長である”桃裏楔”に会うために最上階へと向かいます。
鳥飼を何とか逃がすものの、蛭沼灯はこの戦いで死亡してしまいます
鳥飼は皇后崎によって発見。乙原の元へ向かおうとしまうが、途中に妊婦の桃太郎がいた為、一緒に救出。
医務室を探しているところに現れる桃尾旋律。皇后崎が桃太郎をも助けようとしていたことを知り、鳥飼の治療にも協力します。
牢獄に入っている鬼を発見した乙原。爆弾の脅威を蛭沼のヒルが守り、水鶏・ロクロの手助けを受けながら、捕虜を救出。
桃裏楔と合流した桃次歪。2人は研究所から脱出しようとしますが、等々力が現場に現われます。桃裏を逃がした桃次は、等々力との戦いへ発展。
華厳の滝跡地研究所の戦い6
等々力楓 vs 桃次歪
等々力の持っている風の能力を歪みでいなす桃次。能力の相性が悪く、等々力はダメージを重ね、追い詰められていくことに。
桃次は等々力の祖父の死体を歪めて、固体にした塊を見せると等々力は激昂。狂暴化することに。
17巻のあらすじ

鬼國隊との邂逅
激しい戦いの中で桃次を追いつめていきますが、トドメを差す前に狂暴化は解除。桃次が近付くと等々力の心臓が止まっている事に気付きます。
臨死状態の等々力
脳裏には既に亡くなってしまった蛭沼が現れ、等々力を支えるメンバーと対話を行うと等々力は復活。
無敵の強さを誇る桃次でしたが、乙原が機転を発揮。自身の攻撃力によって、自分にダメージを受けるよう仕向けられダメージを負うことに。
桃次はダメージを追いながらも、等々力たちに攻撃を加えるが、蛭沼が仕掛けた遅効性の毒が体を回りはじめる。
最後は等々力によって斬首され死亡。
羅刹学園を抜け、鬼國隊を抜けた矢颪は上階で敵と遭遇。
桃ノ木一成、桃ノ木二成の攻撃を避けられず、一方的に攻撃を受ける矢颪。己の不甲斐なさと中途半端さを悔やみ死を覚悟しますが、四季が乱入。
華厳の滝跡地研究所の戦い7
一ノ瀬四季、矢颪碇 vs 桃ノ木一成、桃ノ木二成
四季は「矢颪は仲間だ」と断言し、拗ねていた矢颪の態度は一変。
18巻のあらすじ

鬼國隊との邂逅
桃ノ木兄弟と戦う四季の姿を見た矢颪は、助太刀しようと「雷速・改」を解放。恩人である天麻が持っていた能力を引き継ぎます。
桃ノ木兄弟を上回る速さを手に入れた矢颪。四季を後ろに乗せて高速移動を行います。そして、桃ノ木兄弟を倒し、戦闘不能状態に追い込みます。
怜美を捕虜に取られた榎本哲司は最上階へ到達。桃裏楔が飛空艇を飛ばして逃げようとする中、榎本哲司は飛空艇の中に潜入します。
雷速改に乗った四季も、飛空艇に潜入する事に成功。諸悪の根源である桃裏楔と対峙します。
華厳の滝跡地研究所の戦い8
一ノ瀬四季 vs 桃裏楔
四季が来ても平常心を保っている桃裏は「雷放射システム」を披露。飛空艇から地上に大きな雷を落とします。そして、雷を引き起こす仕組みについて解説。
- 雷放射システムの仕組み
- 桃裏は「鬼の血液を介して電流を流してみる」研究をしていた。
すると、その電流は通常の数倍の威力になった。
強い電力を生むには、”鬼の脳から出る電気信号が必要不可欠である”と気付いた桃裏。数多の鬼から脳みそと血液を奪い取り、雷放射システムを作成した。
怒りに震える四季は攻撃を加えようとしますが、桃裏は能力で鬼の臓器を壁にした事から攻撃を加える事が出来ません。
四季はここで能力を解放し、特定の相手だけに攻撃を加えられる炎を生み出す。
この能力によって勝ち目がないと悟った桃裏。四季に自分を殺害させる事で、心の傷をつけようと目論みます。
19巻のあらすじ

鬼國隊との邂逅
多くの人間を人質に取らざるを得ない状況を作った桃裏。狙い通りに四季によって殺害されるのでした。
この戦いによって飛空艇は墜落し、研究所は崩壊。大きな被害を出した戦いは終結するのでした。
- 研究所の戦いによる桃機関のその後
- 桃林慎義:命からがら脱出。仲間と合流するのに4ヶ月かかる
桃田久望:死亡(享年20歳)
桃地聖蹟:死亡(享年27歳)
桃早長沼:死亡(享年25歳)
桃木場明大:死亡(享年22歳)
桃坂国領:不明
桃記めじろ:無陀野との戦いがトラウマになり離職
桃学院片倉:入院
桃尾旋律:副隊長を解任。とある部隊から声がかかり平の隊員となる
桃舵壱郎:死亡(享年26歳)
桃木田与一:生存も迷子中
桃墨輝:死亡(享年27歳)
桃間纏:脱出後、休職。服飾専門学校へ入学
桃ノ木一成:脱出したが兄弟仲が悪くなり移動
桃ノ木二成:脱出したが兄弟仲が悪くなり移動
桃脇岼:別部隊の副隊長となる
桃次歪:死亡(享年18歳)
桃裏楔:死亡(享年29歳)
この戦いによって等々力は鬼國隊を解散しようとしますが、メンバーの説得により継続を決定。「桃太郎を殲滅する組織」から「鬼の命を救う組織」へと方針を変更します。
羅刹学園を抜けた矢颪碇は、無陀野に土下座をして学園に戻らせてもらえるよう懇願。無陀野は軽い罰を与えつつも、学園への帰還を容認するのでした。
杉並区での戦い
華厳の滝での戦いが終わった後、四季は「人を殺めてしまった罪」に苦しんでいた。
花魁坂京夜、無陀野らに心の内を相談する四季。血蝕解放も上手く扱えないようになり、スランプ状態に陥ることに。
そんな中、”杉並区の鬼機関が桃太郎によって潰された”という情報が。
花魁坂京夜と無陀野は、助っ人として戦場に向かうことを決定。遊摺部は身内が杉並区にいるため、一緒についていきたいと懇願。
結果、羅刹学園生徒全員が杉並区へと移動することに。杉並区鬼機関の隊長朽森紫苑、副隊長百鬼大我らと作戦会議を行います。
作戦会議では「鬼機関内に桃太郎機関のスパイがいる」事が知らされ、対策を練るものの桃太郎からの襲撃を受けます。
遊摺部がいる場所が、常に狙われる事から、皇后崎は”遊摺部がスパイなのではないか”と疑います。
遊摺部は戦う事が出来なくなってしまった四季を庇い、皇后崎からの疑いは晴らします。しかし、裏では15隊隊長の桃際右京と内通していました。
遊摺部への疑惑が捨てきれない皇后崎。四季と一緒に遊摺部を尾行すると、鬼機関からデータを盗もうとしている現場を発見。
裏切りを信じたくない四季は、遊摺部を説得しようとします。遊摺部は戦闘能力を隠しており、不意打ちで四季・皇后崎を倒し、四季を攫って桃際右京のアジトに連れていきます。
20巻のあらすじ

杉並区での戦い
無陀野ら主戦力は桃太郎の練馬本部近くに集結していました。
桃際は桃華月詠、桃角桜介らを呼び、無陀野と闘わせている間ん、自らは四季を仕留めようと計画。副隊長の桃鐘銀、移籍してきた桃坂国領らと一緒に迎え撃ちます。
無陀野は桃太郎本部に攻撃を加えて、半壊させると一気に攻め立てる。一方で、鬼機関との通信が繋がらないため、杉並区鬼機関隊長の朽森紫苑を鬼機関(アジト)に向かわせます。
桃太郎機関本部、鬼機関に行く途中で隊長と激突します。
杉並区での戦い1
印南幽 vs 桃華月詠
猫咲波久礼 vs 桃角桜介
朽森紫苑 vs 桃鐘銀、桃坂国領
朽森紫苑 vs 桃鐘銀、桃坂国領
国領は紫苑の攻撃を妨害しつつ、桃鐘は鉄の塊を集め攻撃を仕掛けていきます。相手の能力を冷静に分析して対処する紫苑。
戦いは激化する事なく、桃鐘が「遊摺部が四季を攫った」という情報を得た事から退却。
印南幽 vs 桃華月詠
月詠は印南に幻影を見せて戦わせる。途中から違和感に気付いた印南は幻影に気付き、血蝕解放で巨大な手を出現させて攻撃を仕掛けます。
月詠は印南の能力に相性の良いカードを出して攻撃。印南は敢えて攻撃を喰らい、自らの攻撃を月詠に当てます。月詠を攻撃を受けながらも、2段階で攻撃を仕掛け、互角の戦いを展開。
猫咲波久礼 vs 桃角桜介
2人は室内で戦い始めます。武器として斧を出してきた桜介に対して変身で姿を隠しながら戦う猫咲。体捌きは互角で肉弾戦を展開、地盤が崩れるほどの戦い繰り広げます。
印南、猫咲が戦っている場所に、突如桃際の部下が出現。部下は身に着けた爆弾で自爆。印南と猫咲に大ダメージを与えます。
戦いを邪魔された月詠と桜介は怒りますが、桃際は懸賞金の獲得のため印南、猫咲戦の手柄を奪う事を宣言。
月詠、桜介の部下を人質にとって手出し出来ないようにします。
場面は桃際の部屋へ
部屋には拘束された四季と裏切り者の遊摺部がいました。
以上20巻(177話)までのあらすじです
「桃源暗鬼」登場人物(鬼)の血蝕解放
「桃源暗鬼」では鬼が血蝕解放する事によってそれぞれの武器を生み出して攻撃を行います。
- 血蝕解放とは
- 鬼の血は普通の人間の血とは異なる性質を持ち、血液の形や強度を自由に変えられる
自分がイメージした物が脳から発信され、神経から血管に伝わり傷口から溢れた血液にイメージが流れて形を造る。
造り出される物は趣味嗜好や経験・トラウマによって変わる
ここでは登場人物の血蝕解放を紹介します。
まだ「桃源暗鬼」を読んでいない方は最初に漫画を読んで頂くことをオススメします。
人物 | 血蝕解放(武器) | 属性 |
---|---|---|
一ノ瀬四季 | 銃や大砲などの銃器を出す | 炎 |
無陀野無人 | 血で傘を創り、血の雨を操る(傘を開いていないと操れない) | |
皇后崎迅 | 血でノコギリなどのあらゆる切断危機を出す。飛ばす事も出来る | |
屛風ヶ浦帆稀 | 制御の利かない巨大な女性が現れる | |
遊摺部従児 | 血を垂らした5km圏内の生物が確認出来る | |
漣水鶏 | 一定以上血が付着すると水鶏の虜になり徐々に戦意を失い廃人状態にさせる | |
手術岾ロクロ | 血の衣装を纏い踊る。自身の血を刃状の桜吹雪に変え自由に鎌鼬を起こす | |
矢颪碇 | 怒りを源に様々な物を生む。何が生まれるか分からず1日3回しか使えない。 華厳の滝研究所で「雷速・改」を解放 | |
花魁坂京夜 | 自らの血を輸血させ、他の鬼の回復能力を上げる | |
淀川真澄 | 血を自らの体に塗って10分間透明人間になる 11分間、透明人間になれる触れたものも透過させられる | |
馨 | 自らの血を小瓶に入れ振る事でソナー替わりとなり生物がどこにいるかを知る事が出来る | |
猫咲波久礼 | 触れた対象に変身できる。声も変えられ人間以外にも変身できる ただ身長は変えられない。変身できる対象のストックは3つまで | |
印南幽 | 2体の血液人形と屏風・巨大な手を召喚する | |
等々力楓 | 竜巻を起こして狙った場所を吹き飛ばす | 風 |
不破真一 | 不破の血が触れた所は酸となっており溶けていく | |
囲岬 | 血液で弓矢を造り、追撃型の矢を放つことが出来る | |
鳥飼羽李 | 血によって大小問わず鳥類を召喚する事が出来る | |
百目鬼剛 | 反響定位(音の反響)で物の位置を正確に把握する 反響定位が届く範囲内の自身の血を超高速で移動させる | |
乙原響太郎 | 自分の血を飲んだ人は離れていても脳内で会話が出来る 位置や身体状態、精神状態も分かる | |
蛭沼灯 | 体内に飼う蛭に自分の血を与え、蛭を媒体に血を操る 様々な性質を持つ蛭がおり、蛭を介さないと力を発揮できない | |
海月巳代 | 白いクラゲを発生させる。粘着性があり顔面に張り付くとなかなか取れず窒息死する 赤いクラゲを発生させる。爆発してダメージを与える | |
幡部久未子 | 明記ナシ | |
朽森紫苑 | 教科書の物語の再現する | |
百鬼大我 | 明記ナシ | |
妻夫木介司 | 明記ナシ |
「桃源暗鬼」桃太郎たちの能力
「桃源暗鬼」では桃太郎が細菌を出して攻撃を行います。
- 桃太郎の能力
- 桃太郎は体から黒い「細菌」を出して戦う…
武器を造り出す者、細菌を飛ばす者がいる
ここでは登場人物の能力と役職を紹介します。
まだ「桃源暗鬼」を読んでいない方は最初に漫画を読んで頂くことをオススメします。
役職(隊列図)は以下の通りです。

人物 | 能力 | 役職 |
---|---|---|
桃宮唾切 | 細菌を使って死体を操る | 隊長(京都) |
桃草蓬 | 大小様々な部屋を造れる(蓬の許可がないと入退出は出来ない) | 副隊長(京都) |
桃屋五月雨 | 細菌を蜘蛛の巣のようにして敵を拘束する | 総士隊長(本部) |
桃巌深夜 | 細菌を体内に取り込んだ者の視界を覗くことが出来る 24時間有効で左目は一度に36人の視界を覗ける 右目は対象者に自分の視覚を強制的に見せる事が出来る | 6部隊隊長(本部) |
桃田陽菜 | 明記ナシ | 副隊長(本部) |
桃部真中 | 一定範囲内の重力を操作する | 記載なし |
桃華月詠 | タロットカードを使ってカードに準じた能力を操る タロットカードによって発動する能力が変わる | 22部隊隊長(練馬) |
桃角桜介 | 受けた技をコピーできる24時間に1人のコピーしか出来ない | 22部隊副隊長(練馬) |
桃寺神門 | 銃や大砲などの銃器を出す | 13部隊副隊長(本部) |
桃裏楔 | 最近を一定量吸い込んだ人の臓器を人形に変えられる。 24時間以上、楔の細菌を吸わないと発動しない | 栃木県研究所所長 |
桃林慎義 | 自分の細菌を光線に変えて攻撃できる 位置は狙えないので乱発必須 | 華厳の滝跡地研究所 第1隊長 |
桃田久望 | たばこの煙を操る。煙は堅くすることも可能 たばこを吸っている状態じゃないと発動しない | 華厳の滝跡地研究所 第1副隊長 |
桃次歪 | 空間や物を歪ませる 生物は手で触れていれば歪ませられる | 華厳の滝跡地研究所 第10隊長 |
桃地聖蹟 | 明記ナシ | 華厳の滝跡地研究所 第7隊長 |
桃早長沼 | 明記ナシ | 華厳の滝跡地研究所 第6隊長 |
桃木場明大 | 明記ナシ | 華厳の滝跡地研究所 第5隊長 |
桃記めじろ | ベクトル(矢印)を生み出し、ベクトルに触れるとその方向に飛ばされる | 華厳の滝跡地研究所 第7副隊長 |
桃坂国領 | 体外に出た血液を操る(遠すぎると対象外) | 華厳の滝跡地研究所 第6副隊長 |
桃学院片倉 | 涙を操る。飛ばす事も可能で少量なら銃弾と同じ威力を出せる 使い過ぎると目がかすみ一定時間見えなくなる | 華厳の滝跡地研究所 第5副隊長 |
桃舵壱郎 | 筋トレした分、強度の高い腕を造れる 腕は千本造り出せる | 華厳の滝跡地研究所 第3隊長 |
桃尾旋律 | 声を操る。最大音量は160db 衝撃波を生み出しダメージを与える事も出来る | 華厳の滝跡地研究所 第3副隊長 |
桃脇岼 | 細胞で弓矢を造り、物質の中を移動する矢を放つことが出来る | 華厳の滝跡地研究所 第2副隊長 |
桃木田与一 | 細菌を身に纏い球体を造る。 何層にもなっており高い防御力を持つ。 | 華厳の滝跡地研究所 第2隊長 |
桃墨輝 | 触れて3日以内の純金を自在に操れる 体を金に変える事が出来る 四方を金に囲まれた空間なら金と同化して移動できる | 華厳の滝跡地研究所 第4隊長 |
桃井戸颯 | 明記ナシ | 総士隊長(本部) |
桃間纏 | 身に纏った素材の能力を使用できる | 華厳の滝跡地研究所 第4副隊長 |
桃ノ木一成 | 足にジェットエンジンをつけて高速移動する | 華厳の滝跡地研究所 第9隊長 |
桃ノ木二成 | 足にジェットエンジンをつけて高速移動する | 華厳の滝跡地研究所 第9副隊長 |
桃際右京 | 明記ナシ | 15部隊隊長(杉並) |
桃鐘銀 | 鉄くず(小さい物限定)を操る | 15部隊副隊長(杉並) |