【ネタバレ注意】漫画「リンカイ!アザレア」のあらすじ解説!登場人物も一覧でまとめてみました。

【ネタバレ注意】漫画「リンカイ!アザレア」のあらすじ解説!登場人物も一覧でまとめてみました。

漫画「リンカイ!アザレア」は2024年から「マンガBANG!」にて連載されている人気漫画です。

今回は漫画「リンカイ!アザレア」のあらすじを紹介しつつ、登場人物についてもまとめてみました。

初版発行日2024年8月28日発売
作者原作:リンカイ!Project、漫画:山根聖史
巻数1巻(コミックス) ※2024年12月2日現在
ジャンルスポーツ漫画(競輪)
Wikipedia「リンカイ!アザレア」のWikipedia

「リンカイ!アザレア」はガールズケイリンをテーマにした漫画。ガールズケイリンとはどういう競技なのか分からない方は以下のサイトで確認して下さい(説明が詳細で分かりやすいです)

「リンカイ!アザレア」登場人物一覧

漫画「リンカイ!アザレア」の登場人物を一覧形式でまとめてみました。

リンカイ!アザレア(登場人物)
久留米美虹:本作の主人公
向日町杏子:競輪女王
立川麗夢:美虹と同期の出世頭
寺返郁世:美虹と同期
高良:美虹の師匠
後楽その:女子競輪界のレジェンド
徳多円美:元体操選手の金メダリスト

「リンカイ!アザレア」あらすじ

「リンカイ!アザレア」には数々の競輪用語が出てきます。用語が分からない方は以下のサイトで確認して下さい(説明が詳細で分かりやすいです)

「リンカイ!アザレア」1巻あらすじ

【ネタバレ注意】漫画「リンカイ!アザレア」のあらすじ解説!登場人物も一覧でまとめてみました。「リンカイ!アザレア1巻あらすじ」

ブロローグ

2018年12月 静岡競輪場

女子競輪ナンバーワンを決める「リンカイグランプリ2018」

最終コーナーを回って先頭に立った向日町杏子は圧倒的な速さでゴール板へと向かいますが、3番車の立川麗夢が並びかけます。

残り50メートルから車体を併せて激しいデッドヒートを繰り広げながらゴールへと向かいます。

久留米美虹、登場

リンカイグランプリ2018をモニターで見ている競輪選手が1人

彼女の名前は久留米美虹

美虹はトレーニングをしていましたが、自分のペースでしかトレーニングをしていない事に師匠の高良は不満を感じ、もっと練習をするよう指導しました。

しかし美虹は練習は量よりも質と豪語して練習を切り上げてしまいます。居酒屋でテレビを見ていると向日町がリンカイグランプリを優勝した事がニュースとして流れてきます。

2着だった立川麗夢は久留米美虹と同期

同期であり、幼馴染であり親友である立川が駆け上がっていく中で、くすぶっている美虹に対して高良は「お前はどうなんだ?」と葉っぱをかけます。

その言葉に対して美虹は「あたしは自転車に乗っているだけで幸せだもん!」と回答するのでした。

後日、某競輪場でモーニングレースの初日予選が行われます

観客のヤジを聞きながらレースに参加する美虹は集中力を欠き、レースを引っ張る選手たちから離されてしまいます。直線だけで猛追する美虹は3着入選。

そのレースを見届けた立川麗夢はもくもくと練習をこなすのでした。

豊橋競輪場での出来事

2019年、元旦

美虹の元に1本の電話が入り、追加の斡旋で豊橋競輪場のレースに出走する事が決まります。

美虹は同期の寺返郁世と居酒屋で飲んでいる最中に岸和田競輪でレースをする立川麗夢のレース映像を見ます。

レースは立川が先行策をとる中で、ジャンが鳴り後続が迫ってきます。

しかし、後続を寄せ付けず、逆に差を広げて圧勝でゴール

同期であり、親友である麗夢の活躍を喜ぶ美虹はこれからも麗夢の力になりたい事を郁世に話します。

豊橋競輪場でのレース当日

久しぶりに麗夢と再会した美虹。軽い会話をした後に同じレースに出走します。

2人が出走する決勝レースが始まります。

麗夢は先手を奪いレースを引っ張ります。誘導員が外れて他の選手が仕掛けようと加速しますが、麗夢は先頭を譲らず突っ張ります。

早めの仕掛けに対応する麗夢はまだ距離を残した状態でのロングスパートを強いられます。厳しい展開でも決して先頭を譲らない麗夢は根性でゴールまでペダルを踏み続け、見事に1着でゴールイン

美虹は麗夢に祝福の言葉をかけます。

その言葉に対して麗夢は「次に負けたら競輪やめる」と豪語するのでした。

必死に引き留めを行う美虹に対して麗夢は「美虹が次に負けたら競輪を辞めるという意味だ」と伝え直します。

重い課題を背負う美虹

翌週の静岡競輪場

重い課題を与えられた美虹は麗夢を引退させないよう必死に練習を重ねていました。

寺返と雑談をしながらも押し潰されそうなプレッシャーを抱えながら初日をレースを迎えます。

レースが始まります。

先頭を奪ったのは寺返、美虹は最後尾を追走しながら周回を行います。

事前に昨年を練っていた美虹は残り半周になってから一気にスパート。しかし、アンコ(前後左右を他の自転車に塞がれること)となり抜け出す道が見つかりません。

最終コーナーを回ってやっと道が空き、美虹は猛スパートをかけますが、既に大勢が決しており4着。脚を余した状態で負けてしまいます。

師匠の高良と反省をして何とか巻き返そうと次の日を迎えます。

しかし翌日のレースは3着、2日後のレースも3着と結果を残す事が出来ません。美虹は麗夢の引退を必死に引き留め、引退を延ばしてもらいます。

麗夢は美虹の才能を誰よりも評価していました。

そして自分よりも遥かに上に選手になれると信じていました

結果が出ないことを師匠の高良に相談した美虹。

半年間の休みをリンカイリーグ選手会に申請して、高良が紹介する静岡県伊東市に武者修行に出ることを決めます。

伊東市で待ち受けていたのは「女子競輪界のレジェンド」後楽その

後楽は授業料1億円を求めますが、到底払えない金額である事から美虹は競輪選手を引退しようと考えますが、後楽は美虹の甘えた心に喝を入れます。

子供の頃を思い出す美虹…。

今まで麗夢と同じ習い事をして、追いつかれそうになるとすぐに辞めて負けたくない気持ちを誤魔化していたことに気付きます。

自分の気持ちに気付き、負けたくないと決意した美虹は、後楽そのの元へ向かい弟子入りを懇願します。

「リンカイ!アザレア」2巻あらすじ

【ネタバレ注意】漫画「リンカイ!アザレア」のあらすじ解説!登場人物も一覧でまとめてみました。「リンカイ!アザレア2巻あらすじ」

後楽そのに弟子入りする美虹

2019年、初夏。

美虹が後楽そのに弟子入りしてから3ヶ月が経過。美虹は地獄のような生活を送っていました。

厳しい特訓はもちろんのこと、謎の食事に身の回りの家事。辛い毎日を過ごすなかでタイムはしっかりと伸びていました。

そのの弟子であり、息子である壺之助は美虹の成長に驚いていました。すでに上位選手とそん色のないタイムを出しており、「いつでも復帰は可能なのでは?」と問うと、そのは”美虹は怪物。まったく底が見えない”と評価し、さらなる実力アップが出来ると見込んでいました。

そのは自分の競輪人生の全てを賭けて美虹を覚醒させると誓います。

武者修行の旅

特訓が残り3ヶ月になったとき、そのは美虹に「武者修行へ出る」ことを指示。一度でも負けたら破門という厳しい条件を突き付け、美虹と寺返は遠征に出かけます。

厳しい条件を突き付けられながらも、美虹はどれくらい力をつけたのかワクワクしながら西武園競輪場へと向かいます。

競輪場へ着くと、そのはアテネ五輪金メダリストの元体操選手、徳多円美(旧姓:金子)と一緒にいました。

そのは金子と勝負することを告げ、3人は西武園のバンクへと入ります。

元金メダリストながらも、競輪初心者である金子。必死に自転車の練習をしますが、傾斜のあるバンクをうまく運転できません。それでも勝利を諦めない金子は寺返との初戦を迎えます。

寺返と金子の勝負

・バンク3周勝負

・ハンデは1周。徳多が1周した後に寺返がスタート。

ハンデを貰った金子はぎこちない運転でバンクを回っていき、1週まわったところで寺返がスタート。

寺返は合宿の成果もあり、物凄いスピードで追いかけていきます。残り半周の時点で金子に並びかけますが、金子は勝てば100万円という報酬に執着を見せて加速。

何度か並びかけるも抜かせない寺返はゴール前でやっと並びかけますが、僅かの差で金子が勝利します。

勝利した金子はそのから100万円を授与されます。そして美虹との勝負に勝ったら賞金3000万円を渡すことを伝えます。

このやり取りを見ていた美虹は、金子が娘の治療費のためにお金が必要であることを知り、勝負の真意をそのに問います。そのは「勝負は非情なものである」と伝え、そのと美虹の勝負が始まります。

美虹と金子の勝負

・バンク3周勝負

・ハンデは60秒

金子に同情しつつも、自らが破門になるわけにはいかないと決意を新たにした美虹はハンデ30秒を申請。

しかし、そのは申請の倍である60秒のハンデをつけることを命令し、自己ベストを更新しないと勝てないタイム設定をします。

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