【ネタバレ注意】漫画「はっぴぃエンド。」のあらすじ全編、最終回解説!登場人物も一覧でまとめてみました。

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漫画「はっぴぃエンド。」は2017~2019年に「月刊少年ガンガン」にて連載された大人気漫画。

今回は「はっぴぃエンド。」のあらすじ・最終回について解説を行います。

初版発行日‎‎‎‎2017年8月22日発売
作者作者:有田イマリ
巻数5巻(コミックス)
ジャンルサスペンス
Wikipedia「はっぴぃエンド。」のWikipediaはなし

「はっぴぃエンド」を無料で読むには

「はっぴぃエンド」は「マンガUP!」という無料アプリで読むことが出来ます。※iOS・Android双方で使えるアプリです。

マンガUP!
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開発元:SQUARE ENIX
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「はっぴぃエンド。」登場人物一覧

漫画「はっぴぃエンド。」の登場人物を一覧形式でまとめてみました。

主人公の家族たち(登場人物)
相田茜:主人公
相田紗耶:茜の姉、環ヶ原分校の教師
大場さやか:同じクラスの生徒
行徳いづみ:同じクラスの生徒
椎葉ハル:同じクラスの生徒
御厨弥生:同じクラスの生徒
栗尾晶:同じクラスの生徒
天本日和:同じクラスの生徒
森山清美:同じクラスの生徒
殿坂仁絵:同じクラスの生徒
古河美帆:同じクラスの生徒

「はっぴぃエンド。」あらすじ

「はっぴぃエンド。」本編のあらすじを紹介します。

まだ「はっぴぃエンド。」を読んでいない方は最初に漫画を読んで頂くことをオススメします。

1巻のあらすじ

「はっぴぃエンド」1巻のあらすじ

ブロローグ

主人公の相田茜は姉の住むド田舎に引っ越しをする事に。

6月4日…

姉は教師として分校に勤務。茜は姉が担任するクラス(田舎の分校:環ヶ原分校)に転校します。

田舎の学校であるため、全学年の生徒数は10人。学年の違う子供たちが、一つのクラスで授業を受けていました。

授業が終わった後、茜は学級日誌を渡されます。

学校のルール
学校の全員が学級日誌をつける決まりになっている。毎日必ず日誌を書いて週に1回教師に提出。サボったら連帯責任で罰を受ける。

茜が教室に戻ると唯一小学生である大場さやかが、寂しそうに席に座っていました。茜は持ち前の明るさでさやかを誘い、一緒にすき焼きを食べることに。

交流が深まった2人。茜はこの町に来てよかったと心から思うのでした。

しかし、その裏には「町の恐ろしいルール」が待ち構えていた…

茜の運命やいかに!?

1周目

6月13日

同じクラスの行徳いづみが数学で赤点を取り、担任(茜の姉)から課題を行うよう指示されます。

一人でやり切れない量を抱えたいづみ。茜に手伝って貰うようお願いをして、一緒に課題に取り組むと徐々に親交が深ります。2人が話している中で、さやかの家庭事情についても話を聞くことに。

さやかの家庭事情
さやかの家は、かつて3人で仲良く暮らしていた。しかし、母親が亡くなってしまった事から父親は荒れ、家に帰ってこなくなった。さやかはいま一人で過ごしている

6月25日

この日は自習。茜達はさやか達に誘われ、釣りに行きます。

7月4日

いづみ・さやかと駄菓子屋に行った事を日誌に書きます。

夜、姉と晩御飯を食べている時に「ここにいて楽しいのか?」と聞かれます。茜は「うん!凄く楽しいよ。毎日が新鮮で…。ずっとここにいたいくらい!」と回答。

7月10日

茜は両親の仕事の都合で、転校(東京に戻る)することに。

心の整理がつかない茜。さやかも別れを惜しみ「行かないでほしい」と懇願します。引っ越すことは変えられないため、最終日は全員で思い出を作るためにバーベキューを開催。

胸がいっぱいになった茜。ずっと書いていた日誌を書けずに、そのまま寝てしまうのでした。

7月11日

この日もクラス全員が集まって、バーベキューを行うことに。

担任である姉は、大きなトラックを呼んでバーベキューに参加。茜に向かって「お前昨日さ、日誌書かなかっただろ」と言います。

この言葉に反応するクラスメイト達。罰として皆でバーベキューをやろうと提案する姉は、突然クラスメイトを巨大な鉄の串で刺すと、他のクラスメイトも自分自身を串で刺して死亡。

茜もクラスメイト全員から串を刺されて死亡してしまいます。

死に際、茜は日誌に「たすけて」と書き残したのでした…。

2周目

6月4日

ハッと目を覚ました茜。殺害されたはずが、6月4日に戻っていました。

学校に転校して、日誌を渡され、前回と同じように引っ越し初日を迎えることに。この時、茜には前回の記憶がありませんでした。

6月17日

美術の宿題でいづみ、さやかと裏山に。さやかの絵の上手さにびっくりしながらも、課題をこなします。

6月20日

いずみ、さやかと川に来た茜。カナヅチな茜は、茶化されながらも一緒に遊び、楽しい思い出を作ります。

いずみは誘っていた同級生の椎葉ハル、御厨弥生と一緒にカレーを作り、スイカ割りを楽しむ。茜は日誌に「お友達が出来てよかった」と書きます。

6月28日

川で遊んだ5人は、裏山に天体観測に向かいます。

雑談をしている中で、5人は心霊スポットである「アカズの家」の話題に。5人は興味・恐怖半々でアカズの家に向かい、現地を探索して遊びました。

7月6日

5人は一緒に勉強をします。

7月8日

5人は縁日に行きます。

綿あめや焼き鳥を食べながら、金魚すくいやカタヌキで遊ぶ5人。東京で人と深く付き合ってこなかった茜は、心から楽しみます。

7月10日

茜の母親が、”交通事故に巻き込まれて意識不明になった”という知らせを聞いた姉。姉は茜に明日の朝一で東京に帰るよう指示。

混乱した茜は、日誌を書くことが出来ずにこの日を終えることに。

7月11日

日誌を書かずに日をまたいだ瞬間、茜は前回の記憶を取り戻します。そして、血相を変えてやってきた姉によって襲われることに。

必死に逃走する中で、前回と今回の関係性を整理。

茜が把握した事
前回も同じ日に田舎に来て、同じ日に転校して、同じように友達を作り、7月11日に殺害された。

1997年6月4日に引っ越して、7月11日に殺害された。今回も1997年6月4日に引っ越して、7月11日に殺害されようとしている。

自分は「タイムリープ(時間跳躍)」している

この考えを日誌の残し、茜は殺害されます。

3周目

6月4日

過去2回と同じように引っ越し、転校を行い、姉から日誌を渡されます。日誌を渡された瞬間、過去2回の村での出来事(記憶)を思い出す茜。

茜は教室にいるさやかに「過去の記憶を覚えているか?」と質問。さやかは自分についてくれば『田舎の秘密』を教えてあげると返答。

さやかは以下の事を伝えます。

さやかが告げた事
過去についての事は、誰にも詮索してはいけない。それは信用に足る人達だったとしても…

6月22日

クラス全員は、授業で野球をやっていました。

茜は、「さやかに言われたこと」や「タイムリープの仕組み」のことを考え込んでいた結果、打球を見失うことに。飛んできたボールが、頭にぶつかってしまいます。

簡易な保健室(視聴覚室)で休んでいる茜。必死に看病してくれる御厨弥生は、茜が考え事をしていると察して、悩みがあったら話してほしいと伝えます。

さやかの話を思い出した茜。言いたい気持ちを抑えて、口をつぐみます。

6月29日

クラスメイトたちは、茜の転校祝いを催します。感動のあまり涙を流す茜ですが、バーベキューをやると聞いて気分が悪くなって倒れてこむことに。

心配したいずみは、休んでいる茜の元にやってきて雑談をはじめます。会話をする中で、茜はいずみにタイムリープの事を話してしまいます。

2巻のあらすじ

「はっぴぃエンド」2巻のあらすじ

3周目

するといずみは豹変し、茜を殺そうと襲い掛かる。いずみは襲いながらも「助けて」と口ずさんでいました。

助けに来たさやかは、スタンガンでいずみを気絶させた後、茜を「アカズの家」に連れていきます。

そして、さやかが知っている事を話しだします。

さやかが知っていること
さやかは茜同様に前の記憶を持っており、ずっとこの1ヶ月を生きている。さやかが現状を認識できる日は、茜が転校する1日前の6月3日

記憶を自発的に思い出せないのため、アカズの家に資料を残しておき、書き連ねた日誌を読み起こす事で記憶を取り戻している。

自分がタイムリープをしている認識はない。
  • なぜ日誌とアカズの家が、タイムリープの干渉を受けないのか?
  • なぜ7月11日に、クラス全員が茜を殺しに来るのか?

いずみと茜は、この謎を解いていこうと決意します。

6月30日

学校に行った茜とさやか。いずみの存在が無くなっていることに気付きます。

先生の出席簿にも、いずみの名前は無くなっており、いずみの自宅に行くと家ごと無くなっていました。

昨日いずみを気絶させた場所に行った2人。そこには人を引きずった跡があったことがあった。

①学校の全員で、いずみの存在を隠している
②タイムリープで起こるべき未来を変えてしまったため、違う世界線に入ってしまった

この2つの線で調査を開始。

一方、さやかと茜の様子が違う事に気付いた姉。椎葉ハルと御厨弥生に、茜たちの行動を監視するよう指示。

茜は椎葉と御厨を連れて町中を回り、いずみを探します。

7月5日

1週間いずみを探したものの見つからず。途方に暮れながらも、茜はいずみを探すことを諦めません。

1週間分の調査結果の資料を、アカズの家に持ち込もうとしたさやか。一緒にアカズの家に入った途端、弥生は態度が豹変し、襲い掛かります。

スタンガンによってなんとか気絶させたさやか。意識を取り戻した弥生は、元の姿に戻っていました。

茜は、図書室でいずみが借りた履歴のある本を発見。

”借りた本の内容”と”さやかから貰った地図”を見比べた茜。昔の地図には、旧保健室が載っていないことに気付きます。

旧保健室に駆け付けた茜は、中を探索。すると血を流しながら縛られているいずみを発見します。驚く茜に突如後ろから姉が声を掛けてきます。

血を流していた姉。茜に「逃げろ」と伝えて、その場に倒れ込みます。

その後、何者かを足音を聞いた茜。やってきた何者かに狙撃されてしまいます。

茜を助けようと旧保健室に向かうさやか。途中で、椎葉ハルが何者かに殺されている事を発見しつつ、一目散に旧保健室へ。

狙撃され瀕死の状態になっている茜の元に駆け付けますが、さやかも何者かに狙撃され、全員が命を落としてしまいます。

4周目

6月3日

アカズの家に行き、現状を認識したさやか。今度こそ謎を解明しようと決意します。

6月4日

学校に行く前に茜の家に行き、話し合おうとしますが、茜は記憶を取り戻しておらず。頼れる人がいない為、一人で旧保健室の謎を解明しようと考えたさやかは旧保健室に潜入。

さやかが過去に書いたカエルとヘビを組み合わせた絵柄を発見しますが、何者かに狙撃され殺害されてしまいます。

5周目

6月4日

アカズの家の資料から旧保健室で、2度殺害されたことを認識したさやか

「旧保健室に何があるのか?」。危険度を探るため扉を開けてそのままにするなど、段階的に旧保健室の捜査をしていきます。

7月4日

旧保健室を見回りする人物が「どれくらいの頻度で入口まで来ているのか?」など様々な情報を入手したさやかは徐々に深部へと潜入していくことに。

見回りの目を逃れて捜査を続けるも、見回りをしていない別の人物によって殺害されます。

6周目

6月7日

旧保健室の構造を理解してきたさやか。旧保健室内にある薬品を持ち出す事に成功するが、殺害されてしまいます。

タイムリープ9週目、10周目と繰り返していきますが、核心に迫る事が出来ません。

その後、何度も何度も旧保健室に挑みますが、真実に辿り着くことが出来ず。とうとうさやかの心が折れてしまう事態に。

93周目

6月4日

まったく記憶を取り戻さない茜に対して、さやかは茜との関係が消滅する事を覚悟しながら、今までの事を全て話します。

泣きながら抱き着くさやか。
茜はこの行動で記憶を取り戻し、再び調査に入ります。

3巻のあらすじ

「はっぴぃエンド」3巻のあらすじ

93周目

茜は以前の記憶から「この村の住人にはチップが埋め込まれているのではないか」という仮説を立てます。そして、このチップがタイムリープと関係しているのではないかと。

茜の考えを考慮したうえで、再び旧保健室に潜入。

今までと違って人気のない旧保健室。奥まで進み資料を盗み取って、旧保健室を出ようとしたその時、いずみの雰囲気を持った亡霊のようなバケモノに襲われます。

アカズの家に向かう2人ですが、途中でいずみが登場。茜のお腹を刃物で刺すと、複数の亡霊が現れ、2人に襲い掛かります。

茜が足止め役となり、資料をなんとかアカズの家に持ち込んださやか。安堵した瞬間に後ろから狙撃され、そのまま死亡します。

94周目

6月4日

前回の訪問で獲得した資料には『アカズの家に入るためのICカードの正しい使い方』が書いてありました。

資料を獲得したさやか。200回以上タイムリープを経験した中で、これまでに得られた情報からの仮説を話します。

さやかの仮説
茜は、この田舎での1ヶ月間を”タイプリープ”と捉えていたが、茜はタイムリープはしていない。

以前、茜が言った通り、田舎の住人たちはチップを埋められており「7月11日に茜を殺すようインプットされている」

さやかは被験体であり、茜も被験体である。田舎全体がタイムリープの実験をするための施設。

茜が被験体のメインで、さやかを含むそれ以外の全員は、茜を実験する為の側験体。

さやかの仮説を聞いて絶望する茜。

さやかは、茜に旧保健室の地下に行く為のカードキーを渡し、「真実に近づきたいのであれば、自分で施設を見て欲しい」と伝えます。

茜と別れたさやかはその後、施設の管理者によって殺害されることに。

6月5日

さやかが学校に来なくなります。

7月4日

さやかがいなくなったことから、自分に出来る事をしようと決意した茜。色々と実験します。

7月11日まで殺害されることがないかを試すために、日誌を書かない状態で提出。”連帯責任で掃除を行う”という罰はあったものの、殺害されることはありませんでした。

7月10日

旧保健室に行く事を決めた茜。さやかから貰ったカードキーで、旧保健室の地下室へと入り込みます。

地下室で資料を見た茜は現状を悟ります。

茜が悟った現状
自分達はタイムリープをしている訳ではなかった。1997年から50年間の間、ずっと同じ実験を繰り返しているだけだった。

事実を悟った茜の前に、カエルのお面を被った人間が出現。

カエルのお面を被った人間は、実験について語り始めます。

カエルの人間が語る実験
1997年より研究が始まり、2026年から21年間実験に至った。実験は困難を極めたが、ここにきて3回ほど成功事例が出た。

チップを入れた1ヶ月経過後、茜を含む全員を殺害する。クローンを使って新たな生命体を生み出し、チップを入れた状態で、茜と他の10人を生み出す。

大量に山積みされた死体を目の前にした茜は泣き叫びます。

カエル人間に追い詰められる茜は「今日の記憶を頭に刻み込んで必ず思い出す。そしてあなたの正体を暴いて銃を突きつけてここから脱出する」と宣言。

その宣言を受けたカエル人間は、一つ賭けを提案。

カエル人間が提示した賭けの内容
あと4、5回実験を繰り返すと、実験は完全に成功する。

それまでの間に、自分の正体を当てる事が出来れば、茜たち全員を即時解放。外れた場合は即全員を処分する。

カエル人間の正体は側験者10人の中にいる。1回の実験で回答できるのは1回のみ

殺害された茜は次のタイムリープを迎えます。

95周目

6月4日

転校初日の茜は、すぐさまさやかに話しかけ、前回に起こった事やカエル人間と交渉した事を報告。

タイムリープの実験ではなく、クローンを使って記憶を引き継がせる実験を行っていた。

カエル人間を捕まえるため、まずは仲間を増やそうと考えます。

”クラスメイトの中に犯人が潜んでいる状況”で、誰を仲間に誘うかを考えた末、一番交流の深いいづみを仲間に加える事を決定。

6月16日

いづみにタイムリープの事を打ち明けて、仲間に加えます。

6月17日

いづみと茜はチップを取り出す方法がないかを探るため、両親が医者をやっている古河美帆の家に訪問。

「チップを取り出す事は物理的に可能ではあるが、神経が集まっている場所に埋め込まれていた場合は、非常に危険である」という事を把握します。

古河との話を外で聞いていた殿坂仁絵(両親が科学者)は、チップを取り出さなくてもそのまま潰す方法、もしくは指示を送るサーバー側を止める手段があると説明。

4巻のあらすじ

「はっぴぃエンド」4巻のあらすじ

95周目

調査をした茜といづみ。茜は栗尾に尾行されている事に気付き対話を開始。状況証拠から栗尾にチップが入っていないを確認します。

栗尾は、自らにチップが入っていない事を告白。そして自分は首謀者ではなく監視者であると伝え、茜・さやかの行方を見守る事を告げます。

最後に「日誌は毎日必ず書く事」と助言を伝えて、立ち去ります。

単独で行動するさやかは、旧保健室で調査を続けていました。

研究室の奥でゾンビのような茜を発見。ゾンビの茜は「逃げて」と言い残し、朽ち果てます。

6月27日

茜は殿坂に、電波を妨害する機器の作成を依頼。”全員が処分される7月11日”の前日である10日を納期に設定します。

さやかは、茜が”いづみ・さやかも疑わないといけない”という苦しみを理解しつつ、様々な解決法を模索して、調査を進めていきます。

7月10日

ずっと調べものをしていた茜。クラス全員がいる中で話を持ち掛けます。タイムリープの事などを話しますが、クラスメイト達は信用してくれません。

この状況下で、茜は誰が首謀者かを宣言します。

茜が宣言したのは「さやか」。

実験体でありながらも「アカズの家」という施設があった事、旧保健室の地下室に入るためのカードキーなどを持っていた事からさやかを指名しますが、結果はハズレ…

全員殺害されてしまいます。

96周目

6月4日

前回、親友であるさやかを疑ってしまった茜。塞ぎ込んでしまい、クラスの誰とも話しかけません。この状況からさやかは、自分が疑われた事を確信。

6月8日

自分に嫌悪感を抱いてしまった茜。自分で首謀者について調べていきます。調査のなかで、森山清美の両親が地主である事を知ります。

6月21日

さやかは、妨害電波を出す機械「ジャマー」を使いながら、さやか以外のクラスメイトを集めて、実験やタイムリープについて説明。(ジャマーがあれば真実を知っても凶暴化しない)

ジャマーの範囲を広げる機械の設計など、皆で力を合わせて、真実に近づいていこうとします。

6月28日

さやか達は茜を助けるため、茜の居場所を考察。”茜は首謀者ではなく監視者と接触するであろう”という結論に達し、旧保健室へ。

さやかは監視者を待っていました。前回の監視者は栗尾でしたが、今回の監視者は椎葉ハル

ハルを待ち構えていた茜。ハルが持っていたカードキーを奪うと、首謀者への恨みが爆発。ハルを串でめった刺しにして殺害します。

駆け付けたさやか達は茜の凶行に呆然としている間、茜は首謀者の元へと向かいます。カエル人間と対峙した茜は、串でカエル人間を刺します。

しかし、ルール違反を犯した茜は問題を解決できず…

ハル殺害の恨みを晴らそうと集まったクローン人間たちが茜を襲い、死亡してしまいます。

97周目

6月4日

前回は憎しみと怒りで、平常心を保つことが出来なかった茜。今回は再びルールに則って首謀者を探そうと決意します。

姉の様子が今までと違う事から、姉を監視者だと見抜いた茜。首謀者の選定に協力をしてほしい、と申し出ます。

6月5日

茜の自宅を訪問したさやか。

お互いに気まずい空気が流れる中、茜は前回の凶行を謝罪して和解。首謀者を見つけるため、再び協力する事を約束します。

茜は被験体である自分が町に残り、”側験体であるさやかたちを町の外に逃がそう”と考えます。

6月7日

監視者である姉は茜の依頼を受けて、1ヶ月間自習として図工と技術を行う事をきめ、全員で「ジャマー」を作成します。

自習期間中、姉は天本と森山を呼び出し、環ヶ原から脱出する方法について確認します。

6月20日

茜は旧保健室に入り、調査を継続。

回収された死体の山。死体からランダムでチップが抜かれており、自分の死体が見つからない事に気付きます。

5巻のあらすじ

「はっぴぃエンド」5巻のあらすじ

97周目

6月20日

さらに調査をしていると地下室への扉を発見。地下室を進んでいくと「アカズの家」とそっくりの部屋を発見します。

部屋の中から。茜に宛てられたさやかの手紙が…。

7月6日

姉は生徒達に、環ヶ原に起こっている事の全容(クローン、チップなど)を説明。

7月8日

茜を除く生徒達は、環ヶ原を抜け出す準備が整え、トンネルを抜けて町を出ていきます。

無事にトンネルを出る事が出来たさやか達。高層ビルなどを目撃し、都会の姿を目の当たりにしますが、外の世界には人間がおらず。

一方、研究所で情報を集めていた茜。恐ろしい現状を把握し、外の世界に出たさやか達を助けに行きます。

茜が把握した現実
トンネルの外の世界は、2047年問題に直面していた。

2047年問題とは『人間とAIの知能の総和が逆転してしまう』という問題。AIの知能が勝利した事で、人間はAIによって滅ぼされることに。

AIが人間を排除した兵器は細菌兵器。兵器は「茜色の雪」と名付けられて人々は全滅してしまった。

茜はさやかたちの元に向かいますが、彼女らは茜色の雪によって全滅していました。

茜も雪によって死亡してしまいます。

98周目

6月4日

家の中で意識が芽生えた茜。

今までとは違い、環ヶ原には人が1人もおらず、色々な場所を探し回ります。誰もいない事に絶望した茜。それでも何とか糸口を掴もうと考えます。

6月18日

茜は、”前回旧保健室にあったアカズの家に似た部屋にあった情報”を元に、モールス信号を解読。秘密の部屋を探し当てます。

部屋に入ると膨大な書物と日誌が溢れており、ホログラフィによって一人の女性が浮かび上がります。

姿かたちこそは違うものの、口調などからその女性が「大場さやか」である事が判明。

さやかは「この部屋には1996年から2062年までの全ての記録が資料として置いてある」と伝え、ここにある記録(今までの全員の人生)と一緒に首謀者を倒そうと呼びかけます。

27歳のさやかと対話した茜。全てを知るために資料を読み始めます。

7月10日

ここに住む全員の記録と首謀者の記録も残っている事を把握した茜は、ギリギリまで資料を読み漁ります。

そして、首謀者と会うべく施設の奥へと進んでいく…。

奥へと進んでいった茜。カエル人間(首謀者)の正体が相田茜であると告げます。

首謀者である茜は、この施設で研究を続けてきた経緯と理由を語りだします。

※研究の経緯と理由はとても難しく、ここで記載してしまうとストーリー把握が難しくなってしまうので、別記事で考察を行っています。
私自身がちゃんと把握できているどうか疑問な部分はあるのですが、詳細を知りたい方は是非ご覧ください。

首謀者の茜は、「茜色の雪」が施設に触れたら設備全般が崩壊するように設定しており、施設は崩壊へ。

全ての事実を14歳の茜に話した首謀者の茜。命を絶とうと自分の胸に拳銃を発砲。

首謀者の茜は「自分は56年前にタイムリープした存在である」事を伝え、14歳の茜と同じ経験をしたことを伝えます。

首謀者の茜は14歳の茜に2つの選択肢を与えます。

茜に与えられた選択肢
①茜色の雪と共に崩壊し、自身の生涯と研究の全てを終わらせる。
②タイムマシンに乗って過去に戻り研究を続ける

タイムマシンがある場所に到着した茜。

そのタイムマシンには「はっぴぃエンド」名付けられていました。

物語は最終回へと向かいます。

「はっぴぃエンド。」最終回のあらすじ(5巻)

施設が崩壊していく中で、茜はタイムマシン「はっぴぃエンド」に乗り込みます。

はっぴぃエンド内には、皆の記憶が保管されており、”皆を複製できる方法を知るのは茜だけ”という状態になっていました。

  • タイムリープして首謀者の茜と同じように56年間を延々と繰り返すのか…
  • このまま実験と人生を終わらせるのか…

考えている茜の目の前に、過去自身が書いた日誌が開かれます。

その時に茜の脳裏によぎったのは「環ヶ原で一緒に過ごした大切な友達との思い出」。

友達を救うのは自分しか出来ない。そう考えた茜は「はっぴぃエンド」を起動させ、過去に戻ります。

56年前に戻った茜

居眠りしていた茜が目を覚ますと、タイムリープしたもう一人の茜がいました。

日時は1997年6月4日。

タイムリープしてから1年が経過。「環ヶ原」の復元が終わった茜は、これから始まる”繰り返される日々”に向け、不安な気持ちを持ちながらも覚悟を決めていました。

茜はタイムリープしたもう一人の茜にカエル人間役を任せて、今度こそ幸せな日々を作りたいと願います。

復元した世界では、独自のアイディアを入れられると知った茜。茜を2人にして、環ヶ原の世界を平和な世界にしようと考えます。

環ヶ原のトンネルを進んでいく首謀者の茜の横を、今回実験を開始されるクローンの茜と姉が車で通過していきます。

ここである研究所へと場面は移ります。

その研究所にいるのは、”大人になっている大場さやか”。

さやかは”タイムリープ”を行うのは368回になると語り、「茜とずっと一緒にいるために研究を行っている」と呟き、早く茜に会いたいと心を躍らせます。

そして始まる6月4日。

日誌と環ヶ原の風景を描いたところで「はっぴぃエンド」は終了となります。

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