【ネタバレ注意】「葬いの共犯者」あらすじ・最終話解説など

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「葬いの共犯者」は2023~2024年に『マガジンポケット』に連載されていた人気漫画。

ここでは「葬いの共犯者」のあらすじ・最終回を解説します。

初版発行日2023年12月7日発売
掲載誌マガジンポケット
出版社講談社
原作廣瀬俊
作画三上つぐみ
巻数全4巻(コミックス)
ジャンルサスペンス
Wikipedia「葬いの共犯者」のWikipediaはなし

「葬いの共犯者」の登場人物

共犯者(登場人物)
山吹朝人:主人公、高校3年生
ラブ:愛川恋
ミズイロ
ダン
M子
ナナシ
リリィ:紺野ゆり子
リリィの復讐
紺野ゆり子
三枝美々子
唐沢慎吾
ラブの復讐
斑鳩三蔵
斑鳩鉄二
斑鳩一樹
愛川晴夫
愛川靖子
三田アサコ
千草
大和田
ダンの復讐
モグリ
ポチ(朝人)の復讐
宮藤蝶
西園寺國彦
星久太郎
その他の登場人物
山吹夕人:朝人の弟、高校2年生
武藤:体育教師、セクハラ気質
早乙女桃子:高校3年生
千石尊:警視庁捜査一課
遊馬鉄雄:警視庁捜査一課
鵜久森レオ
チャン
九条:レインボーズのエージェント

「葬いの共犯者」のあらすじ

「葬いの共犯者」本編のあらすじを紹介します。

MOTO
MOTO

まだ本編を読んでいない方は、最初に漫画を読んで頂くことをオススメします。

1巻のあらすじ

「葬いの共犯者」1巻のあらすじ

プロローグ

2023年10月6日。

高校3年生の山吹朝人が退学処分を受けるということで、クラス中の話題が持ちきりでした。

退学の理由は”体育教師の武藤が生徒にセクハラしている現場に遭遇し、武藤を殴ったこと”。

弟の夕人(高校2年生)は、朝人を心配して駆け寄ります。朝人は学校を辞めて自分の店で働くことを伝え、夕人には学校生活を楽しむよう伝えます。

2023年11月2日。

朝人は勤務中に父親から、夕人の弁当を届けるようお願いをされます。朝人が学校に入ると、夕人が屋上から落下。「ごめんね」と言い残して死亡します。

2023年11月10日。

夕人の葬儀が行われる中、同じ部活の友人たちが弔問に。、事件や事故の可能性が低く、自殺と断定される状況に苦しむ朝人。

夕人の部屋を探していると、悩み掲示板に書き込みをしていたことが判明。2年からいじめを受けるようになったが、学校に相談しても解決せず。生きることに疲れて自殺したのでした。

2023年11月17日。

朝人は学校に訪れて、夕人の人間関係を調べるよう交渉しますが、門前払いを喰らいます。

問題の解決を誓う朝人。所持していた夕人のスマホに着信が入ります。電話の主は「悩み相談掲示板」の管理人でした。

集結する7人

掲示板の主は「私でよければ、いじめの犯人を一緒に殺して差し上げますよ」と勧誘。

突然の勧誘に困惑する朝人。掲示板の主は続けて「今回の提案はギブアンドテイク。復讐を手伝ってもらう代わりに、他人の復讐も手伝う」という条件を提示。

7人で7つの復讐を果たそうと呼びかけます。集合場所と日時を提示して、電話は切れます。

2023年11月25日。

指定された渋谷スクランブル交差点に到着した朝人。交差点を2歩前に出ることを指示され、前に出ると歩きタバコを吸っている男が、釣られて前に出て車に轢かれる寸前に。

男は一命を取り留めますが、朝人を含めた7人が同時に前に出たことで、タバコの男は赤信号を渡ることになったのでした。

7人は顔を合わせ、趣旨を理解。みんなでカラオケボックスに入ります。

7人は掲示板の主から誘われたことを告白しますが、主は名乗り出ず。朝人以外は、それぞれの復讐を成し遂げることに同意して、「復讐共有会」と命名。

お互いが裏切らないように「契りの書」を交わし、自分の秘密を書き込んで、ランダムで他人に渡すことに。そのうえでコードネームを決めます。

7人のコードネーム
ポチ:山吹朝人
ラブちゃん
ミズイロ
ダン
M子
ナナシ
リリィ:紺野ゆり子

殺人に抵抗を示す朝人は、脱退を希望。カラオケルームから出ていくことに。

残された6人が今後の方針を決めている時に、歩きタバコの男が部屋に乱入。タバコの男は謝罪を要求し、金を奪おうと暴れ回ります。

タバコの男が、カラオケボックスを出ようとしたところで朝人に出くわします。

タバコ男はなんとか朝人を撒こうとしますが、血の付いた服を見て、カラオケルームでの出来事を把握。傍若無人な男の態度を見て、殴りかかります。

後から6人が駆けつけたことで、タバコ男は撤退。世の中にある理不尽な悪を目の当たりにした朝人は、6人に加わることを決意します。

秘密の共有により、リリィの秘密を知った朝人。最初のターゲットを全員で決めることに。

リリィの復讐

ルーレットの結果、最初はリリィの復讐を果たすことに

リリィの復讐内容
2023年4月10日。
リリィ(紺野ゆり子)は友人である三枝美々子と一緒に通勤電車に乗ることに。
満員電車に乗ったリリィは美々子とはぐれてしまうとサラリーマンによって痴漢に遭います。
電車を降りた直後、美々子は痴漢を捕まえ駅員に突き出そうとしますが、痴漢は逃げ出します。
追いかける美々子は、階段で転び転落。そのまま命を失ってしまうことに。

後日、警察はサラリーマンに事情聴取を行うものの、証拠不十分によって不起訴。
リリィは自分の手での復讐を誓うことになります。

2023年11月27日。

7人はターゲットである唐沢慎吾を尾行して素性を調査。

未婚で交際相手はいないものの充実した毎日を過ごす唐沢。他人に迷惑を掛けない形で、どう殺害するかを考える7人。

そんな中、リリィは良心の呵責から決意が弱まることに。朝人はリリィを励ましながら、唐沢を殺害する方法を思いついたと告げます。

2023年11月28日。実行の日。

唐沢は痴漢ターゲットを物色。そこにウィッグをつけて変装したリリィが現れると、唐沢はリリィを痴漢しようと電車に乗り込みます。

リリィは唐沢の手を避けると、後ろにいた6人が一気に唐沢に向けて圧をかける。10分以上6人分の圧をかけられたことで、唐沢は圧死

最初の復讐を完遂。全員、罪悪感に苛まれますが、ダンを中心にこれからも全員の復讐を成し遂げようと誓いあいます。

唐沢が死んだ駅と自宅が近かったことから、リリィは朝人の家に居候することに。リリィを家に招いて夕食をとっていると来客が。

家に来たのは、警視庁捜査一課の千石尊と遊馬鉄雄。2人は「悩み相談掲示板」の管理人である鵜久森レオを捜索していました。

鵜久森レオが最後に目撃されたのは夕人とファミレスで会っていた時。朝人は7人の中に鵜久森がいなかったことから、6人のうちの誰かが管理人を名乗っているのかもと疑念を持ちます。

その頃、鵜久森はある屋敷に拘束されて拉致されていました。

動物のマスクを被った人物が、鵜久森を拷問しており、血まみれで椅子に座る鵜久森。マスクの人物は、6人を不幸のどん底へと落とすため、今回の計画を仕掛けていました。

2巻のあらすじ

「葬いの共犯者」2巻のあらすじ

ラブの復讐

2023年12月2日。

7人はカラオケルームに集合しますが、ラブがやってきません。罪悪感から脱退したかと疑ってるとラブから電話がかかってきます。

「殺されてしまう!」とSOSを投げかけるラブ。契りの書から住所を特定して、ラブの自宅へ向かうと斑鳩三蔵という人物に殺されかけていました。

ラブの復讐内容
ラブは家族で出掛けている時に、斑鳩鉄二・斑鳩三蔵らに絡まれ、再三にわたって嫌がらせを受けたことにより事故に。両親はその事故で死亡した。

斑鳩鉄二・斑鳩三蔵はその後自首。懲役を受けて、社会的な制裁は受けたが、いまだに危険な運転を続けていることから、ラブは両親の敵を討つことを誓った。

朝人はなんとか斑鳩を引き離しますが、巨大な半グレ組織と相対することに恐怖を覚えつつ、ラブの想いに応えようと復讐を決意。

2023年12月9日。

朝人たちは斑鳩兄弟を素性を調べる中で、三蔵が経営するナイトバーへと潜入。三蔵のクレイジーな姿を見て、復讐心を強めるラブ。そんななか、朝人は三蔵を殺害する計画を思いつきます。

2023年12月16日。

朝人・ラブはM子・リリィを連れて、三蔵が経営するクラブのVIPルームへ。飲み会に乗じて、睡眠薬を飲ませる作戦に。

ダン・ミズイロ・ナナシは別動隊として、鉄二に儲け話をもちかけ、商談に持ち込みます。

睡眠薬の存在に気付いた三蔵。唯一、起きているラブに対して事故の当事者・愛川恋であることを見抜き、襲い掛かります。

逃げ惑うラブを追いかける三蔵。途中停電になりますが、三蔵は服に付着した匂いからラブだと判断し、刃物で切り付ける。

停電が終わり電気が点くと、三蔵の元には鉄二の死体が横たわっていました

ダンたちは鉄二に薬を飲ませて、トイレに閉じ込め、今回の事件を誘導。三蔵は愛する兄を自ら殺めてしまったことで絶望しますが、ラブたちを殺そうと襲い掛かります。

逃げるラブたちを追いかける三蔵。そこに1台の車が突っ込みます。

運転していたのは、かつて三蔵に激しい暴力を受け、風俗送りになった三田アサコ。アサコは、朝人たちの計画を聞きつけ、計画に賛同したのでした。

三蔵は車に轢かれたあと、火に焼かれて死亡します

2023年12月19日。

斑鳩兄弟が死亡したことで「堕天会」は崩壊。解散を余儀なくされるなかで、長男の斑鳩一樹が事件に対して疑問を持ち、残党たちと共に調査を開始。

三蔵に恨みを持っていたラブの家に忍び込むと強い疑いを持ちます。

ラブ・リリィが、朝人の自宅に泊まることになり、家に戻ると同級生の早乙女が立っていました。

早乙女とは
朝人の同級生で、体育教師の武藤からセクハラを受けていた生徒。
早乙女を庇って武藤を殴ったことで、朝人は退学になった。

早乙女は学校側が「夕人は家庭の事情で自殺した」と公表していたことを伝えるます。

すると、朝人は早乙女に、夕人のイジメについて確認してほしいと依頼。早乙女は承諾し、内部での調査を進めていきます。

ダンの復讐

2023年12月20日。

朝人は、鵜久森の会社であるレインボーズを訪問。ヒントをさぐるために建物内を調べているとダンを発見。

こっそりとダンをつけると、何者かと電話で話しており、動物のマスクと刃物を持っていることが判明。隠れていた朝人ですが、ダンに見つけられることに。

3巻のあらすじ

「葬いの共犯者」3巻のあらすじ

ダンの復讐

ダンは朝人は個室のある飲食店へと連れていき、事情を話します。

ダンが言い分
昨夜、管理人からダン宛に連絡があった。管理人は皆の復讐を手伝いながら、自身の復讐を企てている。
人手が必要になったことから、個人的な依頼をしてきた。
その依頼は、”とある場所から物を盗みたいから囮になってほしい”というもの。そのために変装道具が送られてきた。

話を聞いた朝人は、警察から聞いた鵜久森レオの話をダンにします。すると、ダンは鵜久森と幼馴染であることを明かし、偽の管理人の目的を考察します。

偽管理人の目的の考察
1923年に「葬い事件」。この事件では、15歳の少女が無差別殺人を起こした事件。
「葬い」と称した少女の姿に、模倣犯が増えてテロのような状態になった。
偽管理人も同様のことを引き起こす目的で、7人を「葬いの共犯者」としてテロに参加するメンバーとして集められた。

ダンは偽管理人を捕まえるべく、囮の役割を受くことを決意。朝人もダンを救うため、一緒についていきます。

2023年12月21日。

不審者情報を得た千石尊と遊馬鉄雄は、鵜久森の実家を張っていました。

ここにマスクを被ったダンが登場。警察たちを撒いたうえで、逃げていきます。

その後に偽管理人が現れ、鵜久森の実家を物色します。その姿を見張る朝人、ダンとの打ち合わせで、偽管理人のアジトを探ろうとしていました。

偽管理人が実家を出て尾行をしようとしたとき、もう1人の覆面男に殴られてしまいます。意識が朦朧とするなか、朝人はGPSを覆面男の足に付けます。

後から駆け付けたダンと合流して、偽管理人を追う2人。しかし、途中で斑鳩一樹らに襲われ、拉致されてしまいます。

拷問を受けて、鉄二・三蔵の殺害を示唆した首謀者について問う一樹。首謀者のことは分からず、現在尾行していることを告げると、一樹は一緒に現場に行くことを提案。

一樹一派4人を含めて、6人で偽管理人のアジトへと向かいます。中を捜索するものの屋敷内はもぬけの殻。

外で見張りをしていた千草が襲われると、偽管理人は屋敷を爆発。手下2人は死亡してしましいます。

2024年1月3日。

「復讐共有会」のメンバーは集まりますが、朝人・ダンは不在。何かしらのトラブルに巻き込まれたことを心配するメンバーたちですが、遅れて全身に包帯を巻いた朝人が登場。

屋敷での出来事をメンバーに伝えて、新メンバーの加入を提案。斑鳩一樹が仲間に加わります。

朝人(ポチ)の復讐

ルーレットで次のターゲットを決める「復讐共有会」。朝人の復讐を果たすことに決まります。

朝人は、弟の夕人がイジメにより自殺したこと。やり口から、ただのイジメではなさそうであること。それらを話し、犯人捜しから始めます。

2024年1月3日。

早乙女から聞いた情報から、軽音部の3人に事情聴取を行います。3人からイジメの事実を確認した朝人は、一樹たちと共に追い詰めようとしますが、黒幕がいることを暴露。

黒幕は体育教師の武藤。

その証言を引き出したことで、武藤をマークする朝人。早乙女は武藤によるイジメの事実を暴こうとしますが、車に押し込められ拉致されることに。

朝人は千草と共に武藤が運転する車を追います。武藤は山の中に車を停め、早乙女をレイプしようとしますが、朝人・千草が助けに入ったことで未遂に終わります。

事件後、早乙女の身を案じた朝人は自宅に泊めることに。リリィ・ラブは、早乙女が「夕人と会ったことがない」という証言から怪しさを感じますが、朝人は早乙女を信じることに。

4巻のあらすじ

「葬いの共犯者」4巻のあらすじ

朝人(ポチ)の復讐

「復讐共有会」は朝人を抜いた5人で、早乙女の存在について協議を行うことに。

早乙女にほだされた朝人が乱入したことで、協議は中止に。盲目となっている朝人に愛想をつかしたリリィとラブは朝人の家を出ることになります。

一方、早乙女は武藤の自宅を訪問。2人は性交渉を行っており、成績を与えることを条件に肉体関係を結んでいたことが明らかになります。そして、行為中に衝撃の事実が…。

夕人を殺害したのは、武藤と早乙女の2人。

早乙女は、自分の素性を調べる朝人・リリィ・ラブを殺害することを決意。

ラブが1人で歩いているところを武藤と共に尾行して、襲い掛かります。ラブは抵抗するものの早乙女に見つかり、顔に硫酸をかけられる寸前に。

絶体絶命に危機に朝人が乱入。早乙女を蹴り飛ばすと、早乙女は持っている硫酸を自分の顔にかけてしまいます。

武藤は逃げだし、早乙女は1人きりに。朝人とラブはある計画を実行することに…。

2024年1月6日。

武藤の自宅に警察が訪問。早乙女と朝人の会話が収められた音声データが送られたことで、警察が事情聴取をするため訪問したのでした。

そして、早乙女桃子が首吊り自殺したことを明かされます。

武藤は朝人の仕業だと叫びながら、警察へ連れて行かれます。

しかし、復讐共有会で計画を練っており、早乙女と関係のある朝人・リリィ・ラブは死亡時にアリバイを作り、一樹たち4人が早乙女殺害を実行したのでした。

鵜久森レオの復讐

武藤と軽音部の3人は悪行が暴かれたことで、世間の居場所を無くしていました。

軽音部の3人は、シモンという人物を頼って花葬教会に訪問。シモンは3人に拳銃を渡すのでした。

場面は、鵜久森レオが拘束されている屋敷に。

鵜久森は覆面の男からダンが重傷であることを聞いて激しく動揺。自らの手を傷つけながらも縄を解いて、屋敷を脱出します。

公衆電話からダンのスマホに電話をすると、朝人が電話を受け取ります。山吹夕人の兄であることを把握した鵜久森、居場所を朝人に告げ、覆面男たちと戦うことを宣言します。

山中を必死に逃げる鵜久森は、マタギの男によって保護。一命を取り留めたかに思えましたが、マタギの男は覆面男たちと内通しており、鵜久森のもとに覆面男が現れます。

拳銃を突き付けられ、死を覚悟した瞬間、朝人が覆面男に向けて拳銃を発砲。

覆面男と朝人は拳銃を向け合いますが、後ろからきた覆面の人物によって覆面男は撃たれます。

覆面男に発砲した人物は、M子でした。

M子は鵜久森の味方だと、朝人に告げ、一刻も早く鵜久森を助けようと身柄を運び出します。

発砲された覆面男は鵜久森を仕留めるため、必死に抵抗。しかし、一樹らによって捕らえられてしまうことに。

覆面を剥がした男の正体は、ミズイロ。彼が偽管理人でした。

ミズイロは、朝人や一樹に真実を話します。

ミズイロが語る真実
鵜久森とダンは始祖を指示する宗教団体の幹部。
100年前に起きた「葬い」を模倣して、無差別テロを起こそうとしている真犯人、。

M子に助けられた鵜久森は、信者に対して指示を行うと、日本中の至る所で無差別テロが行われることに。

ミズイロは、鵜久森・ダンが加入する「花葬教会」について解説。

花葬教会とは
博愛主義の宗教団体。
差別なく、どんな人間も平等に幸せであるべきだと思想を掲げている。

ここから「復讐共有会」は二手に分かれます。

  • 朝人と千草は、家族の居るみなとみらいへ
  • 一樹とミズイロは、ダンがいるモグリの病院へ

みなとみらいでは、父親・ラブ・リリィが襲われます。中国人のチャンと一緒に暴漢を撃退する父親。なんとか攻撃を凌いでいる間に朝人が駆けつけます。

暴漢のマスクを外すと、正体は軽音部のうちの2人でした。2人から情報を聞き出そうとしていると、父親がもう1人の仲間に撃たれてしまいます。

父親の死を目の当たりにして逆上した朝人は、父親を撃った暴漢に襲い掛かりボコボコに。死ぬ寸前まで追い込みますが、リリィが朝人を制止。

リリィは「葬い」の子孫である”クロユリ”だと名乗ります

軽音部の3人と共に現場を立ち去り、朝人はその後ろ姿を呆然と見送るのでした。

最終回(4巻)のあらすじ

2024年1月19日。

テロから発生から10日が経過しますが、いまだに事件は収束せず。

「復讐共有会」のうち、3人(リリィ・ダン・M子)が裏切り者だと判明し、対応策を協議する朝人たち。

鵜久森のスマホには、悩み相談掲示板の情報が入っており、そこには山吹夕人の名前もありました。

夕人は鵜久森の企みに気付いており、計画を止めようとしたことから殺害されたことが判明。花葬教会が隠れている施設の場所を把握しているミズイロは、全員で乗り込むことを決意。

朝人たちは新たな7人を結成。「葬いの共犯者」として、花葬教会の本部に乗り込む場面を描いて、物語は終了となります。

葬いの共犯者
山吹朝人
ラブ
ミズイロ
チャン
一樹
千草
モグリ

まとめ

ここまで、葬いの共犯者のあらすじ・最終回を解説しました。

打ち切りとなってしまったため、終盤は駆け足で進んでしまいました。その点は残念になるくらいに、どんでん返しがあって、面白いストーリーです。

過去作である「復讐の教科書」も大きな展開を見せて、最後まで楽しめる作品でした。今後もリリースされるであろう廣瀬俊さんの作品に期待しましょう!

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