【ネタバレ注意】「爆笑頭」あらすじと最終回解説!登場人物と死亡キャラもまとめました

【ネタバレ注意】「爆笑頭」あらすじと最終回解説!登場人物と死亡キャラもまとめました

漫画「爆笑頭」は2019年から「マガジンポケット」にて連載されていた大人気漫画です。

漫画「爆笑頭」のコミックスは全3巻がリリースされています。

今回は漫画「爆笑頭」の登場人物について紹介して、あらすじを紹介します。

初版発行日2019年11月15日発売
作者原作:井龍一 作画:小林ユマ
巻数全3巻(コミックス)
ジャンルサスペンス
Wikipedia「爆笑頭」のWikipediaはなし

「爆笑頭」冒頭のあらすじ

「人はなぜ笑うのか?」
それはまだ解明されていない謎である…

主人公の寒川鉄志は何を見ても笑う事の出来ない自称「お笑い不感症」の高校生。

もう10年以上心から笑う事はなく、クラスのみんながくだらないギャグで笑っている事を冷めた目線で見ていた。

そんな寒川のクラスはグァムへの修学旅行に行く事となり、クラスメイトは旅行というイベントの効果もあり、ハイテンションになり、いつも以上にくだらない事で大笑いをしていた。

寒川たちが飛行機に搭乗する際にえびす顔をした老人を見かけつつ、幼馴染で恋人のエミと一緒に飛行機に搭乗してグアムへと向かうが、途中で飛行機が墜落してしまう…

無人島に不時着して一部の生徒は生き残るが、テンションの高かったクラスメイトは落ち込んでしまう。

そんなクラスメイトを励まそうと笑わせにかかるショーヤだが突如頭が爆発してしまう!?

寒川たちは生きて島から脱出出来るのか…

以下からはネタバレを含む記事となりますので、まだ「爆笑頭」を読んでいない方は最初に漫画を読んで頂くことをオススメします。

「爆笑頭」登場人物まとめ

「爆笑頭」に出てくる登場人物をおさらいします。

日々安西木戸高校関係者
寒川鉄志:主人公
天知エミ:鉄志の彼女
ショーヤ:鉄志の幼馴染
三上雹一:凍れる爆弾
佐田雄輝:バレー部主将
盛山明美:相性は姉御
御海夕:学年一の才女
小山内聡:いじめられっ子
北山ミナ:吉村と交際
吉村カイト:北山と交際
守谷守:通称豆
黒鉄エノン:Aグループリーダー
王城アリア:大財閥王城グループの跡取り娘
井口
岡崎
小沢加奈
しげる
金城涼
芹沢
みちょ
三宅
矢部
原先生
四ノ原清吾先生
緑川みさと先生(保健体育の教師)
米村最大教頭:元漫才コンビ「杵屋米丸吉丸」
高校部外者
茂野幸一:空手三段の黒帯
不良たち
えびす顔の老人

「爆笑頭」本編のあらすじ

「爆笑頭」本編のあらすじを紹介します。

まだ「爆笑頭」を読んでいない方は最初に漫画を読んで頂くことをオススメします。

遭難1日目

ショーヤの頭が爆発した後、次々にクラスメイトの頭が爆発していきます。

何が何だか分からない事態に寒川は笑ったら頭が爆発する事に気付き、クラスメイトたちに笑わなければ死なないのだから笑うなと助言を行います。

この助言に反応したのは「凍れる爆弾」こと三上雹一。

三上は一匹狼の不良生徒だが、自ら喧嘩は売らないクールな人物でした。

三上は表情は笑っていても心が笑っていなければ死なない事を自ら証明して、周り人達を鼓舞するが三上加奈のオナラによって笑ってしまい死亡してしまいます。

普段では笑わないような事でも極限状態に入った事から緊張と緩和で笑いやすくなっている状況に気付きます。

遭難2日目

無人島に生き残ったのは先生4人、生徒80人

先生達は生徒を見る事が出来ない為、Aグループ・Bグループに分けてそれぞれリーダーを決めるよう指示します。

リーダー決めの多数決が始まる中、寒川は学年一の才女である御海夕に投票しますが、それ以外の生徒は全員寒川に投票した事でリーダーになります。

寒川はリーダーになる事に異議を唱えますが、誰も笑わせる事の出来ない寒いギャグしかできない事を見越してのクラス全員の意思は動かずリーダーに就任します。

遭難3日目

リーダーとして生活する事になった寒川は荷物を奪い取る不良たちと対峙します。

高校の部外者であり空手三段の茂野幸一が不良を撃退しますが、数時間後茂野は頭を爆発された状態で逆さ吊りされて発見されます。

寒川は不良を疑い探し始めますが、探す先には死体の山が積まれていました。

死体の先に居たのはいじめられっ子の小山内。

彼は自分の体型を活かした腹踊りで見せた人物全員を笑わせ、この島の王様に君臨しようとしていました。

四ノ原先生、御海、寒川は小山内の踊りを見て笑う寸前まで追い込まれますが、エミの助言で寒川のネタを披露すると場が凍り付き笑いが止まり、御海の攻撃によって小山内は戦闘不能になります。

四ノ原先生は小山内とのやり取りから爆発される線引きを行います。

爆発する条件
1.偏桃体にて「快」の感情が発生する
2.表情筋が緩み破顔(笑顔が作られる)
3.笑い声をあげるor噴き出す(呼吸の乱れ、内臓の振動)

そして寒川はエミによって、自分自身が最強にサムい人間である事に気付かされ、リーダーとしての自覚を植え付けられます。

遭難7日目

寒川はリーダーとして能力を発揮して、生徒たちが笑わないようつまらないギャグを炸裂させて救っていきます。

四ノ原先生からは「百年の孤独(スマイル・ゼロ)」と名付けられた寒川の人を笑わせない能力によって、周りの人間たちが四ノ原に媚びてきます。

女子生徒からの依頼などで引っ張りだこになる寒川に対してエミは嫉妬をするようになります。

誤解を解いた寒川はエミとキスをしようとしたところで頭が爆発した音を聞き、現場に駆けつけると男女2人が性行為をしている最中に亡くなった遺体を発見します。

四ノ原先生が三上雹一が生前残したスマホ動画を見ると「性行為による絶頂が笑いを引き起こす」という仮説について解説をしていました。

三上の説は「自慰行為を行うと笑いを誘発される」というもので四ノ原先生は寒川を証人に1週間自慰行為を続けますが、説は立証されずに実験は終了します。

遭難14日目

寒川はリーダーとしてチヤホヤされて調子に乗っていきますが、エミの指摘によって我に返ります。

その後、すぐに性行為中に頭が爆発した男性を発見します。

自慰行為では死亡せずに、性行為では死亡してしまうという点から性行為で絶頂に達すると死に至るという仮説を立てますが、守谷守が性行為をしたのにも死亡しなかったと自供した事から「愛のある性行為を行う絶頂に達する」という仮説を立てます。

そんな中、Aグループリーダーの黒鉄エノンと大財閥の王城アリアが寒川と四ノ原の定義の甘さを責め立てます。

生徒たちが混乱する中で教頭の米村最大が現われ、寒川が持っている「百年の孤独(スマイル・ゼロ)」を他の人にも伝授できる方法を探そうと提案し、3人で様々な方法を試します。

笑わない方法を発見できない米村は天知エミを呼んで検証を続けますが、エミのギャグ「失われた時を求めて(ベイビー・ワン・モア・タイム)」によって幼児退行を起こしてしまい、寒川は「百年の孤独(スマイル・ゼロ)」を使えなくなってしまいます。

少し時は遡り、小山内が生きていた時へ

檻に入れられ閉じ込められていた小山内を解放したのは小沢カナ

カナは「人間失格(モロパクリ)」を使って小山内を笑わせ殺害をし、御海の前に現われ、エノンに指示をして御海を拉致します。

場所は再び皆がいる場所へ

寒川が「百年の孤独(スマイル・ゼロ)」を使えなくなった事で幼児化した米村最大のフォルムによって生徒が笑い出し死亡してしまいます。

ここで小沢カナはフォルムのおかしい人間は処分すべきだと主張し、ブサイクな生徒達をどんどん捕らえていきます。

これに対してブサイク軍団の反抗をはじめ壮絶な笑わし合い(殺し合い)がはじまり、最終的には小沢カナが現場にいる人間を笑わせ殺害します。

そんな小沢に「失われた時を求めて(ベイビー・ワン・モア・タイム)」を持つエミは自らの死を覚悟しながら、寒川にキスをして別れを告げつつ立ち向かいます。

物語は最終回へ向かいます

「爆笑頭」最終回あらすじ

「爆笑頭」の最終回を解説しますが、以下からはネタバレを含む記事となりますので、まだ「爆笑頭」を読んでいない方は最初に漫画を読んで頂くことをオススメします。

圧倒的な強者である小沢に向かい合うエミ

エミの身を案じた寒川はエミにキスをされた事で覚醒し「黄金鉄志(ゴールデン・アイアン・ハート)」が発動します。

黄金鉄志を発動した寒川はお笑いを予知できるようになったうえで、どこで笑いが起きようとも無限にスベり続けられる能力を手に入れます。

黒鉄エノンが寒川を止めようとしますが、御海がエノンを止め、寒川はエミの決闘現場へと向かいます。

場面は小沢とエミの決闘現場に移ります

小沢カナは「人間失格(モロパクリ)」、天知エミは「失われた時を求めて(ベイビー・ワン・モア・タイム)」をぶつけ合います。

エミの包容力のあるボケに包まれた小沢は敗北し、心の底から笑おうとします。

ここで現れた寒川は「百年の孤独(スマイル・ゼロ)」を発動し、小沢の死亡を阻止します。

決闘を終えた寒川たちの元に救助船がやってきて、生き残った生徒達は船で地元の方へと向かいます。
安堵したエミは船の上で笑ってしまいますが、頭は爆発しません。

生徒全員は島の呪いからは解かれるのでした。

人は何故笑うのか?

それはまだ解明されていない…

笑う事を解禁された事で寒川が飛び切りの笑顔を見せたところで「爆笑頭」は終了します。

「爆笑頭」死亡キャラクター一覧

以下は「爆笑頭」に登場する人物で死亡してしまったキャラクターについてまとめてみました。

以下からはネタバレを含む記事となりますので、まだ「爆笑頭」を読んでいない方は最初に漫画を読んで頂くことをオススメします。

登場人物
ショーヤ:皆を励ますために笑わせて死亡(1巻)
三上雹一:屁に笑ってしまい死亡(1巻)
岡崎:ショーヤの励ましに笑ってしまい死亡(1巻)
芹沢:ショーヤの励ましに笑ってしまい死亡(1巻)
矢部:ショーヤの励ましに笑ってしまい死亡(1巻)
原先生:飛行機墜落によって死亡(1巻)
茂野幸一:小山内によって笑わされ死亡(1巻)
金城涼:小山内によって笑わされ死亡(1巻)
北山ミナ:性行為中に死亡(2巻)
吉村カイト:性行為中に死亡(2巻)
しげる:性行為中に死亡(2巻)
小山内聡:腹踊りで笑わせにかかるも返り討ちに遭い死亡(3巻)
佐田雄輝:幼児化した米村最大を見て笑い死亡(3巻)

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