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「クジャクのダンス、誰が見た?」は2022年から「Kiss」にて連載されている人気漫画。2025年1月にはテレビドラマ化もされています。
今回は漫画「クジャクのダンス、誰が見た?」のあらすじ・最終回を解説します。
初版発行日 | 2022年11月11日発売 |
出版社 | 講談社 |
作者 | 作者:浅見理都 |
巻数 | 全6巻(コミックス)※2025年1月現在 |
ジャンル | ミステリー |
Wikipedia | 「クジャクのダンス、誰が見た?」のWikipedia |
「クジャクのダンス、誰が見た?」登場人物一覧
漫画「クジャクのダンス、誰が見た?」の登場人物を一覧形式でまとめてみました。
- 登場人物
- 山下心麦:主人公
山下春生:父親、元刑事
山下静香:母親
松風義輝:弁護士
波佐見幸信:弁護士の共同経営者
鳴川徹:弁護士
神井孝:週刊ジダイ記者
染田進:ラーメン屋台の主人
赤沢正:刑事課係長
赤沢京子:赤沢の妻
秋貞隆雄:刑事
阿南由紀:検事
沢谷みのり:生活安全課巡査部長
遠藤友哉
遠藤力郎
遠藤ありさ:大学の同級生
久世正勝:松風の父親、元刑事
津寺井幸太:林川家の親族
廣島育美
阿波山京一郎:医師
高畑まのか:看護師
- 登場人物(過去の事件)
- 林川安成
林川里子:安成の妻
林川明宏:安成の父
林川乃梨子:安成の母
林川奏太:安成の長男
林川音:安成の長女
林川歌:安成の次女
「クジャクのダンス、誰が見た?」のあらすじ
「クジャクのダンス、誰が見た?」本編のあらすじを紹介します。
1巻のあらすじ
山下心麦は小さい頃に母親を亡くし、父である山下春生と一緒に生活をしてきました。21歳になった頃、春生は警察官を退官。これから2人で生きていこうと誓ったときに自宅を放火され、山下春生は死亡します。
犯人は東賀山の事件の犯人遠藤力郎の息子・遠藤友哉が逮捕。
- 東賀山の事件とは
- 東賀山市にいる資産家、林川安成一家。
家族6人が手足を縛られ、螺旋階段で首を吊られていた事件。
生後半年の次女のみ別部屋にいたため助かっている。
事件の第一発見者であり、近所に住む遠藤力郎が逮捕された。
親族や警察官の赤沢が慰める中、心麦は一人暮らしを始めます。
悲しみで心が落ち着かない心麦は、生前父と通っていたラーメン屋台に訪問。屋台のご主人は春生から預かった荷物を渡されます。中には現金300万円と手紙が入っていました。
(中略)私が誰かに殺されたとして、以下に挙げる人物が逮捕・起訴されたとしたら、その人は冤罪です。
名前を挙げた人の誰かが逮捕されるようなことがあったら、下記の弁護士に頼んでその人の弁護を依頼してください。
これ以上の詳細は、心麦の身に危険が及ぶ可能性があるので、あえて書きません。
挙げられていた名前、三木田辰雄・遠藤友哉・津寺井幸太・廣島育美・阿波山京一郎・高畑まのかの6人。
手紙を見た心麦は、指定された弁護士松風義輝の事務所へ向かいます。春生の手紙に指示があったことを伝えますが、松風は「面識がない」と回答。遠藤友哉の弁護を依頼するも断られてしまいます。
赤沢のもとに向かった心麦。遠藤友哉が犯人である証拠が揃いつつあることを伝えられます。赤沢に手紙のことを伝えようとした際、生活安全課巡査部長の沢谷みのりが現れて、手紙のことを伝えることが出来ません。
警察署を出て途方に暮れる心麦。その頃、松風は心麦の依頼を気にして警察署へと到着。遠藤友哉と面会し、弁護の依頼について確認を行います。
有効な話を聞けず、帰路につく松風。河原で佇んでいる心麦と遭遇します。心麦は”父親を信じたい”と改めて松風に懇願、根負けした松風は弁護の依頼を引き受けます。
安心した心麦は帰りに焼失した自宅へと立ち寄りますが、そこに一人の人影が。急いで逃げる心麦ですが、その人物は後から追いかけて声を掛けます。人物の名前は神井孝、週刊ジダイの記者でした。
心麦は神井と対話せずにその場を立ち去り、赤沢へ報告。翌日、松風の弁護士事務所へ訪問します。
東賀山事件、山下春生殺人事件について概要をまとめると、今後の方針について計画を立てます。心麦は神井と会って話したいと主張。松風・共同経営者の波佐見は止めますが、弁護士事務所を出た心麦は週刊ジダイの事務所へ。
対面した神井は第一声で「あなた山下春生の本当の娘ではないよね?」と発言。心麦を追ってきた松風と共に神井の話を聞くことになります。
2巻のあらすじ
神井は春生・心麦親子の疑いは私見だとして、単独取材を申し込みます。しかし、松風は神井を怪しみ、一緒に週刊ジダイの事務所を退社。今後、暴走しないように自分の事務所で働くよう勧めます。
心麦は松風と相談した結果、赤沢の自宅へ訪問。春生から貰った手紙を見せます。赤沢は遠藤友哉が犯人であるのは間違いないと断定、手紙は”自分が預かる”と申し出て回収します。
翌日、遠藤友哉は松風を呼び出します。友哉は神井と知り合いであることを告げつつ、自分の過去を振り返ります。
- 遠藤友哉の過去
- 友哉の両親は昔は仲が良かった。しかし、ギャンブル癖のある力郎が、散財したことで夫婦仲は悪化。母親は家を出ていくことに。
その後、父親と一緒になんとなく過ごしていたが、東賀山事件が起こる。
事件の発見者として容疑を掛けられ、逮捕される力郎。
警察は6人を殺害するために協力者がいたと考え、友哉も共犯だと考えられていた。
いわれのない疑いをかけられたことによって、施設でもいじめを受ける友哉。
ストレスから放火をするように。
逮捕された友哉は、自分がやっていない放火についても冤罪を着せられ、取り調べで拷問を受ける。
このことから父親の力郎は東賀山事件で冤罪を着せられたのではないかと考えるようになり、東賀山事件にどっぷりと浸かっていった。
松風の事務所で働くようになった心麦。松風は友哉の弁護を引き受けるために情報がほしいと考え、神井を事務所に呼んで話をしようと計画。
一方、赤沢は検事の阿南に遠藤友哉の起訴を依頼。阿南は証拠不十分の状態であることから起訴を断ると、赤沢から”春生の手紙”を受け取ります。その後、阿南は”ある人物”に手紙の存在を報告するのでした。
松風の事務所に来た神井。友哉から託されたノートを渡し、話を進めデータを受け取ります。最後にある1枚の紙を心麦に見せます。
木村夏美(おば)と山下心麦は血縁関係ではない。
見せた書類はDNA関係の結果。心麦は山下春生の子供ではないことを証明し、東賀山事件の生き残りである林川歌と山下心麦が同年代であることを指摘します。
心麦は木村夏美のもとへ。夏美は「血縁関係がないのだから、遺産相続を諦めろ」と通告。神井は心麦に仕込んだ盗聴器から2人の会話を聞いていました。
3巻のあらすじ
松風は神井から貰ったデータの音声を聴取。
データは生前の山下春生と遠藤友哉が会話している音声でした。
松風はその後、ラーメン屋台へ。染田進(屋台の主人)へ聞き込み調査を行うと、”心麦が母親を亡くした時”のことを聞きます。
染田を張っていた秋貞は、”松風と染田が接触したこと”を赤沢に報告。翌日、秋貞たち警察は染田の自宅に訪問し、警察への任意同行を促します。
”山下春生の手紙は染田進が偽造したもの”という線で自供を促す警察。染田は警察内で遠藤友哉を見た瞬間、自分が偽装したと自供します。
手紙の偽装の証言をとった赤沢は、殺人罪で遠藤友哉を起訴しようと阿南に連絡。着々と起訴に向けて進めていきます。
神井からデータを貰った松風は遠藤友哉の弁護を正式に受任。ただ、友哉はデータは音声ではなく画像であったことを伝えます。
友哉の言葉を聞いた松風は、再度神井と接触。改めて画像データを確認します。画像はカフェで山下春生と遠藤友哉が話している光景が映されていました。
動画の中では、友哉の父遠藤力郎は東賀山事件の犯人ではないこと。冤罪を公開する準備をしていることを話していました。
”山下春生は東賀山事件の真犯人を知っていたため殺害された”。神井と松風は真相を暴くことで、事件の解決を目指します。
大学への休学届を出していた心麦は親友のありさと再会。”過去に山下春生が何度も裁判所へ行っていたこと”を聞きます。
大学からの帰りに染田と会った心麦。染田は警察署で偽証をしてしまったことを告白。染田の告白を聞いた心麦は松風と3人で警察署に行こうとしますが、途中で染田が蒸発。
ほどなくして、河原で意識不明の重体者として発見され、病院へと運ばれます。
4巻のあらすじ
染田は、親の代から引き継ぎ畳屋を経営していました。
- 染田の過去
- 親から引き継いだタイミングを狙い、設備投資を促す不動産会社。流されるままに判を押した染田。その後、世の中の情勢が一気に悪化し、大きな借金を抱えて倒産。
その後、妻から離婚を言い渡され、自暴自棄になった染田は売人のターゲットになり、覚せい剤を飲み羽目に。
売人の裏商売をやっていた時に警察に踏み込まれて逮捕。刑務所に服役します。
出所した染田はクスリの欲求を必死に抑えながら、ラーメンの勉強をして屋台をオープン。
事件の取り調べを行った山下春生と懇意にしていたが、半年前”ある人物”が来店。
大金を渡されたことから言うことに従い、山下春生を貶める行動をとっていた。
その後、染田は息を引き取ります。
染田のスマホに電話していた心麦は警察に呼ばれて、「染田死亡」の報を聞きます。容疑者死亡ということで、染田が警察で行った証言は効力を無くし、事件は闇の中に…。
手掛かりがなくなった松風は、山下春生の手紙に書いてあった人物の一人で、遠藤力郎の元弁護人であった三木田辰雄の元へと訪問。
三木田は、少し前に山下春生が訪問したことを伝え、”東賀山事件の犯人は力郎ではない”という前提から、事件の概要を聞きに来たことを教えます。
- 東賀山事件における林川家の状況
- 林川明宏は高校卒業後から働き、22歳の頃に不動産業を開業。
乃梨子と結婚した後に、一人息子である安成が生まれる。
安成は2人の教育の成果もあり、優秀な青年に育つ。林川グループの飲食店で働いていた里子と恋に落ち、両親の反対を押し切って結婚。
3人の子宝に恵まれたが、安成は大企業を経営するプレッシャーに押し潰され、ギャンブルに手を染める。ついには会社に資金に手を付けて借金を抱えた。
乃梨子は借金を隠蔽。幹部には多額の退職金を渡して、再び事業を立て直した。
事件後、唯一生き残った歌。
歌は親族である津寺井幸太に引き取られた。
三木田の話を聞いた松風たちは、津寺井の自宅を訪問する検討します。帰り際に松風と話す心麦。話の流れで、松風は「自分は真っ当に生きていない」と告白。回想シーンに入ります。
- 松風の過去
- 松風の父親は、警察官として真面目に働いていた。
しかしある日、窃盗の疑いをかけられて辞職に追い込まれます。
この事件を機に両親は離婚。
「久世」から「松風」と名前が変わった義輝。
母親からは”真っ当に生きなさい”と言われ育ってきた。
染田が死亡したことで、遠藤友哉起訴が難しくなった警察。赤沢は妻に依頼して、心麦にGPS付のお守りを渡すと、阿南は直接心麦にコンタクトを取るため検察庁へ呼び出しをかけます。
5巻のあらすじ
”染田が手紙を偽造した”という証言を引き出したい阿南は、巧みに思考誘導をかけます。しかし、心麦は阿南の意向に沿うことはなく、手紙は父親が書いたものだと証言します。
その頃、松風の事務所に弁護士の鳴川徹が訪問していました。鳴川徹は山下春生の事件を調べており、調査の協力を懇願。”遠藤友哉は事件に関わっていない”という見解をぶつけます。
捜査を進める赤沢の前に現れる神井。神井は、過去に赤沢と久世正勝(松風の父親)に遺恨があったことを指摘します。
- 赤沢と久世の遺恨
- 久世の先輩として一緒に事件にあたっていた赤沢。
ある日、婦女暴行事件が起こった際に、一人の容疑者を捕まえた時に事件が起こります。
聴取を受けた飯沼は事件を否認するも、赤沢は脅しをかけて自供をもぎ取る。その姿を見た久世は、飯沼の証言から犯人ではない可能性が高いと進言。
激怒する赤沢に対して「あなたは危険すぎる」と吐き捨てるのでした。
検察庁から帰ってきた心麦は鳴川と対面。心麦は父親の手紙が本当であることを証明するため津寺井幸太と会いに行くことを決めます。
翌日、鳴川と心麦は津寺井邸へ。津寺井はインターホンで門前払いしますが、玄関前で”林川歌と間違えられている”とアピールして津寺井と対面。歌は心麦とは別人で、現在はシンガポールに留学しているという言質を取ります。
鳴川は「なぜ神井は、心麦と歌を同一人物だと断定したのか?」を確かめるために、そのまま週刊ジダイの事務所へ。神井と対面した2人は、上記の疑問を確認。すると、神井は火災後の山下家の自宅で撮影した母子手帳を提示します。母子手帳には、医師阿波山京一郎・看護師高畑まのかの名前があったのでした。
翌日、心麦と松風は阿波山京一郎・高畑まのかの自宅に出向きます。
6巻のあらすじ
赤沢は東賀山事件の事件現場を発見した当時のことを思い出します。
- 東賀山事件の事件直後の回想
- 資産家一家の猟奇的殺人事件。ワイドショーで報道され、世間の関心を集めた。
世間の注目度が高くなる一方で、犯人を捕まえることが出来ない警察に非難の目が。
遠藤力郎を容疑者としてピックアップするも、証拠が見つからずに逮捕できない状態。
親族の津寺井幸太は遺産を相続できる立場として心が躍り、歌を引き取ることをマスコミにアピールしていた。
警察は津寺井の暴走を止めるため、条件を提示して交渉。
歌は山下春生・山下静香に引き取られることになった。
(阿波山は赤沢の依頼で出走証明書を偽造、山下心麦として生きることに)
阿波山たちの話を聞いた心麦はショックを受けますが、気丈にふるまい地元へと戻ります。
松風は波佐見と鳴川に、心麦(歌)の出生について説明している頃。阿波山は赤沢を自宅に呼び出し、心麦に秘密を話したことを告白します。
翌日、阿波山の自宅で火災が発生。阿波山京一郎・高畑まのかは火災により死亡します。
友人であるありさの自宅に下宿している心麦。心麦の様子を心配するありさに、阿波山の家であったことを全て告白します。
阿南は山下春生・遠藤友哉の事件に関わる人間が、次々に殺害されていることに焦り、赤沢にはっぱをかけます。しかし、赤沢から強く反論され意気消沈。阿南は”自分の父親が事件に関与していること”を疑い、電話をかけるのでした。
翌日、心麦は警察署を訪問。赤沢と面会します。赤沢は”歌の素性を隠して、山下心麦にしたこと”を謝罪。心麦は赤沢を責めることなく、死亡した3人(染田・阿波山・高畑)は今回の事件に関係しているのかを問います。
偶然だと否定する赤沢に違和感を感じた心麦。警察署を出た後、赤沢の自宅を訪問。妻の京子とも対話をします。京子は「林川歌である事を忘れてほしい」と告げ、1億円を渡そうとします。お金は口止め料ではなく、何かしらの身の危険を暗示するもの。全容を掴めないまま、心麦は赤沢の家を出ます。
一方、松風は赤沢を調べるため、離婚して行方不明となっている父・久世正勝に連絡。後日、公園で対面します。
- 久世正勝の話
- 警察官を辞めるきっかけになったカバン窃盗の件は、自分がやっていない。物証が出た時に赤沢が絡んでいたことから、赤沢が要注意人物であると伝えます。
また過去に山下春生から連絡を貰ったことがある。東賀山事件を洗い直しており、春生からも”赤沢について”質問を受けた。
警察署の中では、秋貞隆雄が赤沢の行動を調査。阿波山の家にいたペットの毛と赤沢の衣服についていた毛が同じであることを突き止め、赤沢が阿波山家に行ったことを確信。このことに言及しない赤沢に疑いを持ち始めます。
7巻のあらすじ(現在未発売)
警察署を訪問する神井。赤沢と対面し、春生の手紙に名前のあった廣島育美が掲載されている雑誌を提示。そこに赤沢京子と一緒に写っている写真があることを示唆。廣島育美は林川安成とも懇意にしていた人物。
神井は、赤沢が妻の関与を隠蔽するために、遠藤力郎を犯人に仕立てたのではないか。
上記の仮説をぶつけます。神井が去った後、警察にある資料庫を調べる赤沢。廣島育美が林川安成の愛人であり、事件について証言をした人物であることを思い出します。
心麦は津寺井の自宅を再度訪問。林川歌に関する資料・写真がないか問い合わせをすると、”相続するものが書かれた目録”を渡されます。
事務所に戻って、松風や鳴川に相談する心麦。目録の中に廣島育美の名前があることを発見します。
資料庫を調べていた赤沢は京子との出会いを回想していました。
- 赤沢と京子の出会い
- 幼少期は明るかった京子だが、両親から育児を放棄され飢え死にする寸前の状態になっていました。赤沢はどん底状態の京子に救いの手を差し伸べ、京子は施設へ行くことに。
高校生になって京子に告白した赤沢。大学卒業後、警察官になったタイミングで結婚。
ほどなくして守という男児が誕生するのでした。
廣島育美が入院している病院に訪れた松風たち。廣島は脳梗塞によって記憶が曖昧になっており、松風たちの質問に対しては真っ当な回答が出来ない状態でした。
しかし、心麦の顔を見るたび「オカちゃん」と呟き、犬のぬいぐるみを渡します。
オカちゃん、私…。あの半年間が一番幸せだった。あれがあったから生きてこれた。
これは、歌ちゃんに…
ぬいぐるみを渡す際、上記の言葉を心麦に告げていました。
後日、遠藤友哉の面会に行った松風。神井と友哉が幼馴染みであることを知り、その後神井とカフェで話をします。神井は以下の2つの理由から遠藤力郎が犯人でないと考えていました。
- 力郎は安成に借金をしていたが、あげる形で受け取っており、催促されていなかった。
- 力郎は林川家の家族構成を知っていたにも関わらず、歌だけ殺害していない点
話を聞いた後、松風は刑務所にいる力郎と面会。事件当日の証言を聞きます。
事件当日、庭から林川安成と廣島育美が赤ちゃんを抱いて出ていくことを見た。
事務所に戻ると神井が座っており、全員で事件について振り返ります。
神井は廣島育美と赤沢京子が写っている写真を提示。一つの説を話します。
廣島育美は林川安成と不倫関係にあった。ただ事件当日、廣島育美はアリバイがあり、容疑者リストから外れていた。しかし、安成が1人の女性と赤ちゃんを抱いて歩いている姿が目撃されている。
正妻の里子に妊娠している兆候が見られなかったことから、赤ちゃんを抱いていた人物は別の女性であることが濃厚である。
力郎が目撃した人物は「赤沢京子」である。
小麦が廣島育美から貰ったぬいぐるみには、「廣島育美と赤ちゃんを抱いた赤沢京子の写真」が入っていたことから、林川歌は赤沢京子の娘であるという仮説を立てます。※赤沢京子の旧姓は吉丘京子で、通称オカちゃん。
話し合いのあと、赤沢の家に向かう松風と心麦。その頃、赤沢家では赤沢と京子が話し合いをしていました。京子は赤沢の飲み物に睡眠薬を投入。赤沢が寝た頃を見計らって、男性が侵入。赤沢の体をベランダから落とし、転落させます。
赤沢が落下をしたことを知った松風と心麦は急いで赤沢の部屋へ。
赤沢の部屋には、赤沢京子と鳴川徹がいました。
久世から電話が入り、「鳴川は東賀山事件を担当した主任検事で、旧姓が紺野徹」であることを知った松風。
鳴川を問い詰めようとした瞬間、京子が刃物を持って襲い掛かります。心麦が身を挺して松風を守ると京子は振りかざした刃物を止め「娘を刺せるわけがない」と涙を流します。
以上、29話までのあらすじとなります。
まとめ
ここまで「クジャクのダンス、誰が見た?」のあらすじを解説しました。
2025年1月にドラマ化されている漫画ですが、ドラマ開始時はまだ連載が終了していない状態。おそらくドラマの終わりと同時に最終回を迎えるというサプライズがあることが予想されます。
それぞれのキャラクターがしっかりと役割をこなして、全員に怪しい部分があるスリリングな展開は”上質なサスペンス漫画”といった感じ。
是非、一度コミックスを手に取って読んでほしいですね。