【ネタバレ注意】「キャプテン翼GOLDEN-23」あらすじ・試合結果&登場人物など

【ネタバレ注意】「キャプテン翼GOLDEN-23」あらすじ・試合結果&登場人物など

2005年から『週刊ヤングジャンプ』で連載された「キャプテン翼GOLDEN-23」についてあらすじと試合結果についてまとめてみました。

初版発行日1982年1月9日発売
作者作者:高橋陽一
巻数キャプテン翼:全21巻(ワイド版)
キャプテン翼 ワールドユース編:全12巻(文庫版)
キャプテン翼 ROAD TO 2002:全10巻(文庫版)
キャプテン翼 GOLDEN-23:全12巻
キャプテン翼 ライジングサン:全20巻
キャプテン翼 ライジングサン THE FINAL::未発刊
ジャンルスポーツ(サッカー)
Wikipedia「キャプテン翼」のWikipedia

「キャプテン翼GOLDEN-23」のあらすじ(プロローグ)

2006年、ドイツで開催されたワールドカップに向けた日本代表は開催国であるドイツ代表と親善試合をおこなっていた。

前半を折り返して0-2とリードを許していた日本は後半になって若干21歳の大空翼岬太郎若林源三を投入。

フル代表のエースとなっているカール・ハインツ・シュナイダー率いるドイツ代表の猛攻を凌ぎつつ、黄金ツインシュートで1点を奪うと後半30分に日向小次郎を投入。

試合終了直前に雷獣シュートを炸裂させて同点に追いつくのでした。

試合を終えた黄金世代の4人はそれぞれの戦場となる国へ戻っていくのでした。

オリンピック出場を決めるU-22の日本代表候補メンバー発表会

会場に現われたのは新監督である吉良耕三

吉良耕三
サッカー黎明期よりサッカーの裾野を広げるべく全国各地で少年サッカーの指導にあたっている

厳しく激しい指導法が特徴で、明和FC監督時代には日向小次郎、若島津健、沢田タケシを育て上げた実績を持つ
またサッカー不毛の地と言われた沖縄にサッカー文化を根付かせた功績も持つ

吉良はオリンピックで金メダルを取る事を宣言。

加えて代表合宿には大空翼をはじめとした海外組は招集しない事を明言します。

合宿初日

岬太郎三杉淳若島津健立花兄弟など黄金世代の中心人物が招集され、ワールドユースには年齢制限で出場できなかったリアルジャパン7のメンバー、フットサル日本代表である古川洸太郎風見信之介らも加わり、代表を賭けたサバイバル戦が繰り広げられるのでした。

キャプテン翼、登場人物一覧

キャプテン翼の登場人物についてまとめてみました。

各国のフル代表

日本代表
大空翼
日向小次郎
岬太郎
若林源三
井川隼人
中村俊輔
中田英寿
高原
福西
小笠原
加地
川口能活
エリック・ファンサール監督
ドイツ代表
カール・ハインツ・シュナイダー
ヘルマン・カルツ
デューター・ミューラー
シュバイル・タイガーボラン
オリバー・ハーン

各国のU-22代表

U-22 日本代表
大空翼
若林源三
日向小次郎
岬太郎
松山光
立花政夫
立花和夫
早田誠
次藤洋
佐野満
沢田タケシ
新田瞬
滝一
来生哲兵
井沢学
石崎了
高杉真吾
岸田猛
反町一樹
若島津健
森崎有三
中西太一
弓倉宜之(元RJメンバー)
浦辺反次(元RJメンバー)
岡野俊也(元RJメンバー)
吉川晃司(元RJメンバー)
坂木優二(元RJメンバー)
ミシェル山田(元RJメンバー)
曽我佑二(元RJメンバー)
古川洸太郎(元RJメンバー)
風見信之介(元RJメンバー)
井川岳人(元RJメンバー)
吉良耕三監督
U-22 デンマーク代表
ハース
クリスチャンセン
ロメンダール(キャプテン)
グランセン
イェーンセン
U-22 ナイジェリア代表
JJオチャド(キャプテン)
ボバング
ジャックス(FW)
タヌー(FW)
イースト(DF)
ババヤン(DF)
ムマンガ(DF)
ジェンゴ(GK)
アチョワ(GK)
ミッシェル・トゥーニ監督
U-22 オーストラリア代表
マーク・ドゥビガ(FW)
ハリー・コンウェル(MF)
ティム・シューケル(MF)
アロファード
スウェイド
プレシャス
ディジャ
サラティス
グレン
ゼビッチ
マリッチ
ヒース・コールマン監督
マーク・サンドスコーチ
U-22 パラグアイ代表
トラベルト(FW)

各国のU-19代表

U-19 日本代表
沢田タケシ
戸部勇気
近野泰章
茂仁尾照幸
大坪嘉人
平丘相太
見上辰夫監督

各国のクラブチーム

バルセロナFC(スペイン)
大空翼
リバウール(MF)
ペドロ フォンセカ(DF)
マルコス アウミージャ(DF)
ゴルドバ ゴンザレス(DF)
サビッシュ(FW)
ネトォ(FW)
アラベルト(MF)
コトゥ(MF)
シャービ(MF)
プティーニ(DF)
パジョル(DF)
バルテス(GK)
エリック・ファンサール監督
バレンシア(スペイン)
カルロス・サンターナ
ザガド
ラニエル・ベニエス監督
ハンブルグ(ドイツ)
若林源三(日本代表:GK)
ヘルマン・カルツ(ドイツ)
アムルーゾ(ブラジル)
メトウ(カメルーン)
エマニウソン(パラグアイ)
シュバイツァー(ドイツ:GK)
ゼーマン監督
Bミュンヘン(ドイツ)
カール・ハインツ・シュナイダー(ドイツ)
リーベルプレート(アルゼンチン)
火野竜馬(ウルグアイ)
鹿島アントラーズ(日本)
ペペ
レオ
名古屋グランパスエイト(日本)
若島津健
ヴィッセル神戸(日本)
反町一樹
東邦学園(日本)
沢田タケシ

キャプテン翼 GOLDEN-23、あらすじと試合結果一覧

「キャプテン翼 ROAD TO 2002」ではワールドユース後の大空翼たちの活躍について描かれています。

あらすじと作品内で出てきた試合結果をまとめてみましたので復習用にご覧ください。

大空翼、スペインでの戦い

大空翼が所属するスペインのバルセロナは前節でRマドリッドと激戦を行った分の疲労が抜けておらず、格下のバリャドリッドに大苦戦を強いられていました。

しかし、翼は自軍から11人抜きドリブルを見せてバリャドリッドに勝利、新たな伝説を作ります。その後もバルセロナは快進撃を続けます。

早苗との翼の子供を懐妊し、モチベーションの上がった翼はより一層の活躍を見せるのでした。

その後、バルセロナは10連勝を収めて3位につけ、カルロス・サンターナ率いる2位のバレンシアとの対戦を迎えます。

バルセロナvsバレンシア
前半 2-1
後半 1-1
合計 2-2

【得点】
前半 翼(バルセロナ)、翼(バルセロナ)、サンターナ(バレンシア)
後半 サンターナ(バレンシア)、ゴンザレス(バルセロナ)

勢いに乗るバルセロナは翼の活躍でリードを奪いますが、サンターナが意地を見せて後半に同点に追いつきます。

混戦を極める中、この試合にプロポーズを賭けたゴンザレスが、頭部を負傷しながらも翼とツインシュートを放ちゴール。バレンシアを下して勝利を挙げます。

首位のマドリッドまで勝ち点5差というところまで辿り着いたバルセロナは、雷雨で延期になった試合の再試合も予定に入り、強行軍での3連戦を迎えます。

バルセロナvsセルタ
バルセロナの勝利(スコア表記無し)
バルセロナvsAマドリッド
合計 2-1

連勝を収めたバルセロナは、ナトゥレーザ率いるRマドリッドと対戦する事になります。

日本での代表合宿

代表合宿ではフットサル出身の古川洸太郎、風見信之介が超絶テクニックを披露して、黄金世代の戦士たちを翻弄し合宿に革命を起こしていました。

しかし、古川、風見にやられた黄金世代は、フットサルのテクニックを取り込んで更なるレベルアップに臨む姿勢を見せ、練習に励み続けます。

代表強化試合のデンマーク戦に挑みます。

日本代表vsデンマーク代表(親善試合)
前半 2-1
後半 2-1
合計 4-2

【得点】
前半 岬(日本)、ハース(デンマーク)、新田(日本)
後半 新田(日本)、松山(日本)、ハース(デンマーク)

デンマークのFWハース、クリスチャンセンのラフプレーで次藤洋が攻撃を受けますが、次藤がタフネスで耐え凌ぐと岬が自ら切り込んで先制点。

新田がゴールを決めてリードした状態で後半を迎えると後半はゴールキーパーだった若島津健がFWとして出場。高さとジャンプ力を生かしたポストプレイで新田、松山の得点をアシストし、デンマークを相手に快勝。

続くナイジェリア戦を前に若林源三が日本代表に合流します。

日本代表vsナイジェリア代表(親善試合)
前半 1-2
後半 1-0
合計 2-2

【得点】
前半 若島津(日本)、ボバング(ナイジェリア)、オチャド(ナイジェリア)
後半 岬(日本)

序盤から若林のファインプレーによって失点を防ぐ日本は、若島津のカウンターで先制点をあげますが、地力に勝るナイジェリアの猛攻を受けてリードを許す。1-2のスコアで前半終了。

オチャド率いるナイジェリアによって後半も苦戦が続く日本ですが、闘争心に火が付いた岬が後半ロスタイムで同点ゴールを挙げ、引き分けとなります。

一方で賀茂は日本代表の戦力強化のため、ブラジルにいる曽我祐二とアルゼンチンにいる井川岳人を呼び寄せようと、コンタクトをとります。

代表に興味を示しながらも役不足を感じた曽我は辞退。井川はアルゼンチンにいる家族の後押しもあり、日本代表に合流する事になります。

親善試合からしばらくの時が経過します

岬太郎率いるジュビロ磐田はリーグ優勝を果たし絶好調をキープ

日本代表には井川が加入。練習で激しいチャージを繰り返す井川の姿勢にチーム内の不協和音が生まれます。

そんな空気の中で3戦目の強化試合を迎えます。

日本代表vsパラグアイ代表(親善試合)
前半 2-0
後半 1-0
合計 3-0

【得点】
前半 井川(日本)、若島津(日本)
後半 新田(日本)

新戦力で加入した井川も活躍してパラグアイ戦を快勝。マドリッドオリンピックのアジア予選を迎えます。

監督の吉良耕三は代表メンバーを発表します。

U-22 日本代表
若林源三 
岬太郎 
松山光 
三杉淳 
立花政夫 
立花和夫 
早田誠 
佐野満 
沢田タケシ 
新田瞬 
滝一 
来生哲兵 
井沢学 
石崎了 
高杉真吾 
岸田猛 
浦辺反次 
反町一樹 
若島津健 
森崎有三 
古川洸太郎 
風見信之介 
井川岳人 
吉良耕三監督

大空翼、日向小次郎、葵新伍ら海外組を招集しない形でアジア予選を戦います。

マドリッドオリンピック アジア2次予選

日本U-22代表はアジア2次予選を迎えます。

日本が入るF組リーグは以下の組み合わせとなります。

チーム\相手日本タイバーレーンマレーシア
日本〇(2-0)
〇(3-0)
〇(5-0)
〇(5-0)
〇(6-0)
〇(3-0)
タイ●(0-2)
●(0-3)
明記ナシ明記ナシ
バーレーン●(0-5)
●(0-5)
明記ナシ明記ナシ
マレーシア●(0-6)
●(0-3)
明記ナシ明記ナシ
チーム\相手勝ち負け引き分け勝ち点
日本18
タイ10
バーレーン
マレーシア
日本vsバーレーン ホーム:日本
合計 6-0
日本vsタイ ホーム:タイ
合計 2-0
日本vsバーレーン ホーム:バーレーン
合計 3-0
日本vsマレーシア ホーム:マレーシア
合計 5-0
日本vsタイ ホーム:日本
合計 3-0
日本vsマレーシア ホーム:日本
合計 5-0

マドリッドオリンピック アジア最終予選

全勝で迎えた全日本U-22代表はアジア最終予選を迎えます。

チーム\相手日本サウジアラビアオーストラリアベトナム
日本〇(2-0)
△(1-1)
●(1-3)
〇(4-1)
〇(4-0)
〇(4-0)
サウジアラビア△(1-1)
●(0-2)

△(1-1)

オーストラリア〇(3-1)
●(1-4)

△(1-1)

〇(5-0)
ベトナム●(0-4)
●(0-4)


チーム\相手勝ち負け引き分け勝ち点
日本15
オーストラリア15
サウジアラビア
ベトナム

勢いに乗って迎えた最終予選の初戦はサウジアラビアとの対戦になります。

日本vsサウジアラビア ホーム:サウジアラビア
前半 1-0
後半 0-1
合計 1-1

日本はリードした状態で試合終了目前まで進みますが、石崎のオウンゴールでドローとなります。

日本vsベトナム ホーム:日本
合計 4-0
日本vsオーストラリア ホーム:オーストラリア
前半 1-0
後半 0-3
合計 1-3

前半は岬のゴールで先制点を挙げたものの、後半早々井川が暴力行為で退場。若林はオーストラリアの選手と交錯して負傷退場。

1点のリードを守っていましたが、後半40分に同点に追いつかれるとその3分後には逆転。ロスタイムにもダメ押し点を奪われ敗北します。

日本vsサウジアラビア ホーム:日本
前半 1-0
後半 1-0
合計 2-0

日本は前半に奪った1点を必死に守り続け、ロスタイムに岬がダメ押しのゴールを決めて勝利。

オーストラリアが勝てば1位通過が確定する状況で5戦目が行われます。

日本vsベトナム ホーム:ベトナム
前半 2-0
後半 2-0
合計 4-0
オーストラリアvsサウジアラビア ホーム:サウジアラビア
前半 1-0
後半 0-1
合計 1-1

オーストラリアがサウジアラビアと引き分けた事で日本は首の皮一枚生き残ります。

最終戦を残した日本。得失点差で4点離されている事から日本は3点差以上での勝利が求められる条件で最終戦が行われます。

日本vsオーストラリア ホーム:日本
前半 2-0
後半 2-1
合計 4-1

【得点】
前半 立花和夫(日本)、新田(日本)
後半 ドゥビガ(オーストラリア)、井川(日本)、岬(日本)

オーストラリアは3点差つけられない限りは1位が確定する状況。試合開始後からボールを回して時間を消化する作戦にでます。

機動力のある立花兄弟、葵たちが必死にボールを奪おうとしますが、なかなかボールをキープする事は出来ずに苦戦する中で岬がチャンスを掴みます。

立花兄弟が先制点を取るために志願したのはスカイラブハリケーン。大人になって体格的に実施が出来なくなってしまった大技を選手生命をかけて敢行。

先制点をもぎ取りますが立花兄弟はプレイ続行付加となり、若島津、新田と交代します。

新田は若島津の実家である若堂流空手で修業を行っており「隼蹴り」を習得していました。若島図が「変幻次元蹴り」でパスを送り、新田の「隼蹴り」でゴール。

日本がオリンピック出場を決める3点差まであと1点とにじみ寄り、前半が終了となります。

後半戦に入り、気持ちを切り替えたオーストラリアは鉄壁の守りでゴールを許しません。逆に後半30分ドゥビガのヘディングシュートでゴール。

残り時間が少ない中で追い詰められる日本ですが、岬の個人技で突破からのセンタリングを井川がゴール。1点差に詰め寄ります。

吉良監督は最後の切り札として佐野を投入。

佐野はフットサルの技術を取り入れたドリブルで、オーストラリアをかわすと岬が決定的なシーンを作ります。ラストパスを受けた新田が放ったシュートのこぼれ球を、岬が決めて3点差に到達。

このリードを守り切った日本はオリンピック出場を決めます。

そしてオリンピック出場を決めたところで「キャプテン翼GOLDEN-23」が終了となります。

U-19 アジアユースでの戦い

U-19の日本代表はアジアユースの予選リーグを負けなしで勝ち上がり、決勝トーナメントでは1回戦でカタール、準決勝でイランを破り、韓国との決勝戦に挑んでいました。

日本代表vs韓国代表(アジアユース決勝)
前半 0-1
後半 1-0
(PK 5-4)

キャプテンの沢田タケシが徹底マークを受け、ビハインドを負う展開。戸部ら新世代の選手らのフォローもあり、ポジションを変えつつ攻め込んだ日本が、韓国を破り優勝を果たすのでした。

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